| << Home | |
| BA Seriesトップ> | チュートリアル |
| PPPoEとPPPoA(ADSL接続サービスのプロトコル) ADSLサービスの接続方式には以下の4つの形態があります。 (1) PPPoE (PPP over Ethernet) (2) PPPoA (PPP over ATM) (3) IPoA (IP over ATM) (4) DHCP (1)(4)の接続方式ではブリッジタイプのADSLモデムを使用するのに対し、(2)(3)の接続方式ではルータタイプ(ルータ内蔵)のADSLモデムを使用します。 PPP接続を利用する方式((1)(2)の接続形態)は、いわゆるホールセール型のADSLサービスに適用される方式です。ホールセール型サービスではADSL事業者とISPが異なるため、ユーザがISPをダイナミックに切り替えて接続できる必要があります。 この接続方式で使用されるユーザアカウントはメールアドレスと同様に
の形式をとり、@以下のプロバイダ識別子に従ってプロバイダを切り替えて接続します。この接続の振り分けや認証はADSL事業者が所有するBAS(Broadband Access Server)と呼ばれる装置によって行なわれます。 PPPoEとPPPoAの接続方式の違いは以下の通りです。 PPPoEではPPPクライアントソフトをインストールした端末(またはPPPクライアント機能を搭載したブロードバンドルータ)でPPP接続を終端するのに対し、PPPoAではADSLモデムでPPPを終端します。ATMとはAsynchronous transfer mode の略で、レイヤ2の伝送プロトコルです。現在使用されているADSL装置は大半がATMをベースにしていますが、PPPをこのATMの上で転送するための仕様がPPPoA:PPP over ATMです。ユーザはADSLモデムに設定するアカウント情報を変更することにより接続先プロバイダを簡単に変更する事が出来ます。アッカネットワークスがこのPPPoA方式を採用しています。この場合ADSLモデムがルータ機能を内蔵しているため、通常ブロードバンドルータを使用しなくても複数のパソコンで同時にインターネット接続を行なう事が出来ます。 ![]() 一方ブリッジ接続された端末とBAS間をPPP接続するのがPPPoE:PPP over Ethernetと呼ばれる方式です。PPPoAがATMのパス(VC)上に1つのPPPセッションしか転送できないのに対しPPPoEでは1つのパス(VC)上を転送するPPPセッション数に制限はありません。サービス仕様の変更等でPPPセッション数を増やした場合にATMレイヤの設定に変更を加える必要のないことからPPPoEはスケーラビリティの高い転送方式であるといえます。NTT東日本・西日本のフレッツ・サービスではこのPPPoE方式を採用しています。BフレッツベーシックタイプではPPPセッションを同時に2セッション、ビジネスタイプでは4セッションの接続が可能ですが、フレッツADSLにおいてもセッション数を増やすのに際し、上に述べたようにPPPoEという方式上の制約はありません。(現在はフレッツADSLではサービス仕様上同時に接続できるセッションは1です) ![]() 一方のIPoAとDHCPはADSL事業者とISPプロバイダが同一の場合に用いられる接続形態です。IPoAはATMの上に直接IPパケットをマッピングする方式で、ルータ内蔵のADSLモデムを使用し、ADSLモデムにプロバイダから提供されたIPアドレスを固定的に設定します。この方式はプロバイダがユーザに複数の固定IPアドレスを割り当てる常時接続型のサービスに主に使用され、企業ユーザのようにサーバを設置する場合に適した方式です。実際この方式を使用したサービスのほとんどがビジネスタイプのサービスです。KDDIのBusiness-DSLサービスがこの方式を採用しています。 ![]() DHCP方式はCATVインターネットで一般的に使用される方式です。ブリッジタイプのADSLモデムを使用し、プロバイダのDHCPサーバからIPアドレスを取得してインターネットに接続します。モデムにパソコンを直接接続あるいはブロードバンドルータを接続します。Yahoo!BBがこの方式を採用しています。 チュートリアルに戻る |
|||
|
|
| Copyright (C) 2002-2003 NTT-ME CORPORATION All rights reserved. |