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環境ソリューション「産廃上手」導入事例 積水化学工業株式会社東京工場様

「産廃上手」を導入し、産廃物の適正管理と企業の社会的責任(CSR)の推進を実現。

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携帯電話のGPS機能や写真機能を活用

携帯電話のGPS機能や写真機能を活用

  管工機材・住宅資材関連製品の製造を行う積水化学工業株式会社東京工場様では、産廃物の適正管理はもとより、企業の社会的責任(CSR)推進のためにNTT-MEの「産廃上手」を導入しました。このシステムは、電子マニフェスト(電子上の産廃物管理表)と連動し、排出事業者から出された産廃物の処理状況を画像で確認、GPS機能により産廃物の運搬経路を明確化するソリューションです。積水化学工業東京工場様では、「産廃上手」を導入したことで、産廃物の適正管理と企業の社会的責任(CSR)の推進に向けて、さらには業務効率化を実現させました。

■導入事例概要

  積水化学工業株式会社様は、わが国のプラスチック工業のパイオニアとしてその名を知られています。1953年、関東地区における初の生産拠点として誕生した東京工場では、各種継手、プラスチックバルブ、マス・マンホール製品、雨どい製品など、産業と暮らしに役立つ製品を製造しています。高品質な製品を生む過程で排出される産廃物は、主にプラスチックが8割を占めています。
  企業の産廃物適正処理が求められる今、東京工場様では「ゼロ・エミッション(廃棄物をゼロにするプロジェクト)」を掲げ、産廃物処理に対する取り組みに力を入れています。2007年末には、産廃物の適正管理・業務効率化を目指し、電子マニフェスト導入を検討。その過程で、NTT-MEの産廃物画像追跡サービス「産廃上手」を知り、より効果的に産廃物を適正管理できることを認識し導入にいたりました。

■導入経緯

積水化学工業株式会社 環境・ライフラインカンパニー 東京工場 環境安全課 大谷千明氏

積水化学工業株式会社
環境・ライフラインカンパニー
東京工場 環境安全課
大谷 千明氏

  産廃物処理にあたっては、「産業廃棄物処理法」という法律に則って処理を行う必要があります。産廃物を委託処理する場合、排出事業者にはマニフェスト(産業廃棄物管理表)を交付することが義務づけられています。東京工場様では従来、紙ベースである紙マニフェストを採用してきましたが、2007年末に電子マニフェストの導入を検討するようになりました。
  その最も大きな要因として、環境に対する社会的責任(CSR)の推進が挙げられます。東京工場様では、工場内での産廃物適正処理に対する意識が年々向上しており、そのことも電子マニフェストの導入に関係しています。また、紙マニフェストは、手書きによる事務作業の煩わしさ、マニフェスト5年間保存義務による整理・保存の繁雑さをはじめ、2008年度から各管轄行政に前年度紙マニフェスト交付状況の報告義務が生じるなど、業務効率の点でも改善が求められていました。
  電子マニフェストは、パソコンで簡単な入力作業を行うだけで済む上、マニフェスト情報は第三者機関が管理・保存するため自社での保存の必要がなく、また報告する義務もないため、業務効率が上がることが予測されました。

  「産廃物適正処理に熱心に取り組む埼玉県へ問い合わせたところ、電子マニフェストの利便性をより高めることができる『産廃上手』の存在を知りました。廃棄物の管理が適正にでき、電子マニフェストとの連動で業務効率も上がる、これは魅力的なシステムだと思いました」と、積水化学工業株式会社東京工場 環境安全課 大谷千明氏は導入に至った経緯を話します。

■導入の決め手

  「産廃物の処理状況をその都度、写真で確認できる点が大きな決め手となりました」と大谷氏は話します。「自社の産廃物適正管理は、産廃物を排出する排出事業者にとって大きな責任だと私たちは考えます。不法投棄など、産廃物の適正管理が問題視される今、多少コストがかかっても社会的責任を果たすことが極めて重要なことなのです」。
  さらに、「紙マニフェストでは業務効率が悪く、処理過程がしっかりと見えないので信用性に乏しいとも言えます。『産廃上手』なら収集運搬、中間処理、最終処理までそれぞれ写真が添付され、電子マニフェストとともに保存できます」と、「産廃上手」の有用性を大谷氏は指摘します。

■提供ソリューションの概要

NTT-ME 環境・調達ビジネス部門 環境ビジネス担当 主査 植竹泰之

NTT-ME
環境・調達ビジネス部門
環境ビジネス担当 主査
植竹 泰之

  「産廃上手」は、排出事業者から出された産廃物が、中間処分場を経て最終処分場へ持ち込まれるまでの処理状況の画像と、運搬車両の経路情報(GPS)をサーバに記録し、インターネットで排出事業者に情報提供するシステムです。排出事業者は、これらのデータを基に、事業所にいながら、収集運搬・中間処分・最終処分の各段階で産廃物がどのように処理されたかを確認することができます。また、電子マニフェストとの連動により、一連の産廃物処理管理が可能となります。
  「元々『産廃上手』は、不法投棄の防止を目指す埼玉県の協力を得て開発されました」とNTT-ME 環境・調達ビジネス部門 環境ビジネス担当 植竹泰之は説明します。「産廃上手」では、収集運搬車両の運行履歴がGPS機能により、サーバに保存されます。これによって不法投棄、偽装処理を未然に防止するシステムとなっているのです。

図 「産廃上手」による廃棄物処理管理の流れ

図 「産廃上手」による廃棄物処理管理の流れ

  また、排出事業者は産廃物処理過程において、携帯電話で撮影された写真がリアルタイムで送信されてくるため、わざわざ現場に立ち会わなくても、産廃物が適正に処理されたことを自社にいながら確認できます。「収集運搬・中間処理業者にとっては、導入当初は写真を撮る手間を感じるかもしれませんが、電子マニフェストとの連動による事務作業の効率化、ペーパーレス化を考慮すると業務効率も上がりますし、適正に産廃物処理を行っているという自負にもつながります」(NTT-ME植竹)

■導入効果

  「『産廃上手』を導入したことで、産廃物処理の一連の流れがより明瞭になりました。画像は想像以上に鮮明ですし、パソコン1台で一元的に管理できるので、今までよりも頻繁に確認を行うようになりました。工場内での産廃物処理に対する更なる意識の向上も実感しています」と大谷氏は語ります。「先を見据えると、収集運搬業者・中間処理業者にとっても、産廃物処理過程の写真を撮ることで処理に対する社会的信用が向上するメリットがあるのではないでしょうか」。

  さらに大谷氏は、「今までは手書きでマニフェストを交付した後、収集運搬業者・中間処理業者・最終処理業者それぞれからマニフェストが返送されてきていました。それらをとりまとめ、保存する事務作業にも時間をとられていましたが、電子マニフェストに移行し、作業時間はおよそ半分以下になりました。その時間で他の業務を遂行することが可能になりました」と事務作業の減少による業務効率化についても話します。

PC画面 オフィスのパソコンから収集運搬状況をデジタル画像で確認

PC画面 オフィスのパソコンから収集運搬状況をデジタル画像で確認

■今後の展開

  「『産廃上手』は、産廃物の適正管理のみならず、企業の社会的責任(CSR)の推進にも貢献するソリューションです。これらのことが今回、積水化学東京工場様の高い評価につながったのだと思います。引き続き『産廃上手』を効果的に利用していただけるよう、今後も更なるバージョンアップを図っていきたいと思っております」と、NTT-ME植竹は語ります。

  産廃物の適正管理実現を目的に開発され、電子マニフェストに付加価値をつけた「産廃上手」。産廃物適正管理の必要性が求められる昨今、積水化学工業東京工場様のように、従来主流だった紙マニフェストから電子マニフェストへの移行の動きは、この先ますます加速することが予測されます。NTT-MEはこれからも、NTTグループの総合力を活かし、環境と真摯に向き合うすべてのお客さまを全力でバックアップしていきたいと考えています。

【お客様プロフィール】
○積水化学工業株式会社
   環境・ライフカンパニー 東京工場
○住所:埼玉県朝霞市根岸台3-15-1
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お問い合わせ

ネットワークビジネス事業本部  アプリケーションビジネス事業部
環境・調達ビジネス部門  環境ビジネス担当
TEL 03-3985-9120
E-mail: sanpai-jaws@ml.ntt-me.co.jp
URL: http://www.ntt-me.co.jp/sanpai-jaws/index.html

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