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SOPPソリューション導入事例 ヴィルヌーブ南越谷様

3棟480戸におよぶ全棟を光化
美観と利便性を兼ね備えたマンションを実現

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ヴィルヌーブ南越谷の外観

ヴィルヌーブ南越谷の外観

  埼玉県越谷市にあるヴィルヌーブ南越谷は、3棟、480戸で構成される築22年の大規模マンションです。同管理組合では目前に迫った地上デジタル放送への対応と高速インターネット環境の実現を目指し、NTT-MEのマンション構内光化ソリューション「SOPP(Single mode Optical fiber Point to Point distribution)」を導入し、全戸へ光ファイバーを敷設しました。光回線の引き込みでは、地下に埋設された既設の電話配管を利用する集中配線方式を採用し、マンションの美観維持やマルチキャリア対応などの要件をクリア。集中配線土木工事をはじめ、NTT-MEのワンストップソリューションが評価されました。

■導入事例概要

ヴィルヌーブ南越谷管理組合理事長 堀田和成氏

ヴィルヌーブ南越谷管理
組合
理事長  堀田 和成氏

  東武伊勢崎線蒲生駅と南越谷駅からほど近いヴィルヌーブ南越谷は、築22年の歳月の長さを感じさせない手入れの行き届いた外観や緑豊かな敷地内の公園など、快適な住環境が特徴の大規模マンションです。「1987年の完成当時から住み続ける住民は少なくありません。これまで管理組合では外壁などの大規模修繕を行ってきましたが、近年は地上デジタル放送と高速インターネットへの対応が課題になっていました」と、管理組合理事長の堀田和成氏は話します。
  管理組合理事会では、各事業者の方式を検討した結果、NTT-MEの「SOPPソリューション」を導入。各戸への光化にあたり、マンションの美観を損ねないことやマルチキャリア対応にすることなど、管理組合の要望を満たすため、NTT-MEでは敷地の地下に埋設された電話配管を利用して各棟のMDFを光ファイバーで結ぶ集中配線方式を採用。配管の土木工事を含めたソリューションにより、同マンションのテレビ・インターネット環境を改善しています。

■導入経緯

ヴィルヌーブ南越谷管理組合元理事長 足立義典氏

ヴィルヌーブ南越谷管理
組合
元理事長  足立 義典氏

  2011年7月の移行を目前に地上デジタル放送への対応が迫られる既設マンションは少なくありません。ヴィルヌーブ南越谷管理組合も数年前から対応の検討を開始。「当マンションは既設のテレビ共聴設備が老朽化し、地上デジタル放送への対応が難しい状況でした。また、インターネットを利用する住民も多く、既存のADSLに限られていたため、高速なブロードバンドインターネットを要望する住民の声も理事会に寄せられていたのです」と、管理組合元理事長の足立義典氏は話します。
   テレビ視聴用にVHFやUHF、BS放送の共聴設備を整えてきたものの、既存設備では地上デジタル放送への対応が困難なことに加え、マンション竣工時に設置されたBS放送設備が旧式のため、故障修理の部品を調達するのも難しくなっていたといいます。「こうした経緯もあって、衛星放送を視聴する住民には、管理組合の規約で制限しているベランダへのアンテナ設置を許可していましたが、アンテナの林立でマンションの美観を損ねるだけでなく、ベランダの方角によって衛星放送のアンテナを取り付けられない棟もあり、テレビ視聴を平等にする観点からも問題があったのです」と足立氏は話します。
   そこで、理事会では住民の利便性の向上やマンションの資産価値の維持を目的に、地上デジタル放送と高速インターネット環境のインフラ整備を決定。各種方式を検討するとともに、住民への説明会を20回以上開催してきました。「480戸の大規模マンションのため、様々な意見があります。できるだけ住民の要望を取り入れながらインフラ整備を行うことになったのです」(足立氏)

■導入の決め手

ヴィルヌーブ南越谷管理組合 テレビ・インターネット小委員会 委員長 相澤俊治氏

ヴィルヌーブ南越谷管理
組合 テレビ・インターネット
小委員会
委員長  相澤 俊治氏

  理事会では、長期修繕委員会の中に新設されたテレビ・インターネット小委員会とともにインフラ整備の方式を検討。その結果、「将来性のある光配線方式の採用を決定し、理事会の要件をもとに各事業者へ提案を依頼しました」と、テレビ・インターネット小委員会委員長の相澤俊治氏はその経緯を説明します。
   その要件の1つが、光ファイバーの敷設にあたり、マンションの外観、室内ともに美観を損ねないことです。「また、多くの住民は既に様々なインターネットサービスプロバイダを利用しており、新たに導入する高速インターネットについても、住民のサービス選択を広げられるよう、マルチキャリア対応が要件でした」(堀田氏)
   こうして、各事業者の提案を比較・検討した結果、最終的に選ばれたのがNTT-MEの「SOPPソリューション」でした。「NTT-MEが提案する集中配線方式であれば、理事会の要件を総合的に満たせると判断しました」と堀田氏は述べます。

■提供ソリューションの概要

NTT-ME菊池輝夫

株式会社エヌ・ティ・ティ エムイー
カスタマサービス事業部
マンションソリューション部門
営業グループ
主査  菊池 輝夫

  集中配線方式は、ヴィルヌーブ南越谷のように複数の棟から構成されるマンションの光化に適しています。通信キャリアからの光回線を集約し、地下に埋設された既設の電話用配管を利用して各棟に光ファイバーを接続することで露出配線をなくし、マンション敷地内の美観を保持できる利点があるからです。
   しかし、同マンションで集中配線を行うにあたっては、問題もありました。地下に埋設された電話配管の在るハンドホールに雨水が溜まるなど、事前調査では光ファイバーを通すためには困難な作業が予想されたからです。「当社では様々な条件の下でマンションの光化を実現してきた豊富な経験とノウハウがあります。ヴィルヌーブ南越谷様においても、電話配管の土木工事をはじめ、ワンストップのソリューションを提供しています」と、NTT-MEの菊池輝夫は話します。
   具体的には、同マンション集会室の物置に設置したラック内に複数キャリアの光回線と光パッチパネルなどの設備を集約。ここから地下に埋設された電話用配管を利用して各棟のエントランスに設けられたMDFへ光ファイバーを接続することにより、「マンションの美観維持とマルチキャリア対応の要望をクリアしています」(NTT-ME 菊池) そして、各棟のMDFから電話用配管を利用して各戸へ高速インターネットと予備用に2芯の光ファイバーを室内の電話コンセントまで敷設。また、テレビ用光ファイバーは各戸の玄関横にあるメーターボックスまで引き込み、光信号を電気信号に変換するV-ONUを設置して光回線を終端し、宅内への配線には既設の同軸ケーブルを利用しています。既設の同軸ケーブルは高品位の信号にも対応するタイプが従来より使用されており、デジタル放送の視聴にも問題がないと判断。これにより、「室内の露出配線をなくすとともに、従来のテレビ配線の使い勝手を踏襲しながら地上デジタル放送を視聴することができます」とNTT-ME菊池は説明します。
   全戸への光ファイバー敷設工事は2008年7月から12月まで実施。インターネット用とテレビ用に2回に分けて宅内工事を行い、地上デジタル放送用の宅内工事は室内に数ヶ所ある同軸コネクターを取り替えるだけで、短時間で済みました。

写真1:集会室の物置に設置されたラック

写真1:集会室の物置に設置されたラック

複数キャリアの光回線や光パッチパネルなどの設備が収容され、ここから地下埋設の配管路を経由して各棟のMDFに光ファイバーが接続されます。

写真2:複数棟で構成される大規模マンションの光化に対応する集中配線方式

写真2:複数棟で構成される大規模マンションの光化に対応する集中配線方式
SOPPでは配管の土木工事を含め、ワンストップの構内光化のソリューションを提供しています。

写真3:SOPPソリューションの導入前後

写真3:SOPPソリューションの導入前後
各戸へ光ファイバーの導入後、ベランダに取り付けられたパラボラアンテナが撤去され、マンションの美観にも役立っています。

■導入効果

  管理組合では、NTT東日本の局舎からの光ファイバー敷設工事の終了後、越谷地区でちょうどサービスが開始された「スカパー!光」を導入し、地上デジタル放送などの視聴環境を整備。そして、「ベランダに取り付けられていた約200台のアンテナを撤去するとともに、すべての住民が平等なテレビ視聴環境を享受できるようになりました」と、堀田氏はSOPPソリューションの導入効果に満足感を示します。 また、管理組合では光ファイバーを介してマンション屋上のアンテナなど共聴設備を各戸で利用できるように整備。「スカパー!光では提供されないアナログBS放送や埼玉以外のUHF放送を視聴している住民の要望を反映するとともに、110度CS放送(e2 by スカパー)なども受信可能なように屋上にアンテナも設置して住民の選択肢を広げています」と相澤氏はその狙いを説明します。
   サービス選択の幅を広げる考え方は、当初の要件の1つであった高速インターネットの導入にも表れています。管理組合では、NTT東日本の「フレッツ光ネクスト」のほか、ダークファイバを利用して別のキャリアの光回線を集会室のラックまで引き込み、「両社のサービスを合わせて既に300戸以上が高速インターネットを導入し、ひかり電話も多くの家庭で利用しています」と、足立氏は利便性の向上を導入効果に挙げています。

■今後の展望

  管理組合の課題であった地上デジタル放送への対応と高速インターネット環境が整備され、今後のテーマは予備に設けた光ファイバーの有効活用です。「当マンションではシニアの世帯も多く、より安全・安心な生活環境への関心が高くなっています。各棟のエントランスやエレベータ内に防犯カメラを設置していますが、駐車場にもカメラを設置してほしいとの声も理事会に寄せられています。防犯対策など、光ファイバーの新たな活用法をどんどん提案してほしいですね」と、堀田氏はNTT-MEに期待します。
  「当社のSOPPソリューションはマンション光化に対する様々な要望をワンストップで解決してきました。新たな活用法についても、これまでの経験、ノウハウを生かしながら提案していきたいと考えています」とNTT-ME 菊池は述べます。光化を通じてマンションの機能向上と資産価値の維持を図るヴィルヌーブ南越谷管理組合の新たな取り組みが注目されそうです。

【お客様プロフィール】
○マンション名:ヴィルヌーブ南越谷
○新築/既存:既存
○住所:埼玉県越谷市
○戸数:480戸/3棟
○SOPP導入:2008年12月

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お問い合わせ

カスタマサービス事業部
マンションソリューション部門
TEL 03-5217-9025
E-mail: ms-sales@ml.ntt-me.co.jp
URL: http://www.sopp.info/

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