公開; 2005.07.08

- 5GHz帯無線LAN規格「IEEE802.11a」の周波数帯変更について -

IEEE802.11a(5GHz帯)の使用する周波数帯に関して、 総務省より「電波法施行規則の一部を改正する省令」が2005年5月16日に施行されました。
この新しい省令により、IEEE802.11aが利用する周波数帯/チャネルは、世界無線通信会議(WRC-03)で国際的に分配された周波数帯/チャネルに変更となります。(詳しくは、下記JEITAのホームページをご覧ください。)

■ 社団法人電子情報技術産業協会(JEITA)
「5GHz帯無線LANの周波数変更」に関するガイドライン http://it.jeita.or.jp/perinfo/committee/pc/050516_5ghz/index.html

■NTT-ME製 IEEE802.11a対応無線LAN搭載ルータ、無線LANカードをご利用のお客様へ

従来チャネル製品(J52)として発売したNTT-ME製IEEE802.11a対応の製品は、使用期限を定めることなく継続してご利用いただけます。

■従来のIEEE802.11aと新しいIEEE802.11aの違いについて
従来の規格で使用していたチャネルが変更になります。
(34/38/42/46ch → 36/40/44/48ch)
新たにチャネルが追加されます。
(52/56/60/64ch)
新たに追加されるチャネル(52/56/60/64ch)の無線LANアクセスポイント(親機)では、「DFS」、「TPC」という電波制御機能が使用されます。
新たに追加されるチャネル(52/56/60/64ch)の無線LANクライアント(子機)では、アドホックモードは使用できません。
名称 チャネル 周波数帯域 備考
IEEE802.11a(J52) 34/38/42/46ch 5.2GHz帯(5.15-5.25GHz) 従来規格の製品
IEEE802.11a(W52) 36/40/44/48ch 5.2GHz帯(5.15-5.25GHz) 従来の製品より周波数を10MHz変更し、国際的に分配された周波数帯/チャネル
(2005年5月16日以降新発売の製品)
IEEE802.11a(W53) 52/56/60/64ch 5.3GHz帯(5.25-5.35GHz) 今回の省令で新たに利用可能となる国際的に分配された周波数帯/チャネル
(2005年5月16日以降新発売の製品)

■従来のIEEE802.11a製品と新しいIEEE802.11a製品の相互接続一覧表
従来の規格の製品(J52)と新しい規格の製品(W52)では、使用する中心周波数が一致しないため通信を行うことができません。
2008年5月31日までの期間限定で、従来規格(J52)と新省令対応(W52・W53)の両方に対応の無線LANクライアント(子機)を発売することができます。
2008年6月1日以降も、従来規格(J52)の製品は使用期限を定めることなく継続してご利用いただけます。
  無線LANクライアント(子機)
従来規格の製品 新省令対応の製品
(2008/5まで発売可能)
新省令対応の製品
(2008/6以降)
J52 J52・W52・W53 W52・W53
無線LAN
アクセス
ポイント
(親機)
従来規格の製品 J52 ×
新省令対応の製品 W52・W53 ×
通信可能
×通信不可

■FAQ
Q現在使用中の従来規格の製品は、そのまま使用できますか?
A従来規格の製品(J52)は、使用期限を定めることなく継続してご利用いただけます。

Q従来規格の製品は、今後も購入できますか?
A省令施行前に発売した製品は継続して販売することが可能ですので、お客様の追加購入や交換に対応するため、今後も現行ラインナップの一部を継続して販売いたします。
(ただし、弊社の在庫が無くなりましたら販売を終了させていただきます。)

Q従来規格の製品を、新省令対応へバージョンアップできますか?
ANTT-ME製IEEE802.11a製品は、すべて従来規格対応の製品(J52)となりますので、動作確認機器間の互換性を考え、バージョンアップの予定は今のところありません。

Copyright (C) 2000-2005 NTT-ME CORPORATION All rights reserved.