================================================================================ 【MN8300 ファームウェア Ver.1.05 リリースノート】 2003.12.03 株式会社 エヌ・ティ・ティ エムイー ================================================================================ 本ファイルは、MN8300のファームウェアのバージョンアップに伴う、 変更内容を記載しています。内容は、以下のように構成されています。  ・ファームウェア Ver.1.04からVer.1.05への変更内容  ・ファームウェア Ver.1.03からVer.1.04への変更内容 ********************************************************************************  ファームウェア Ver.1.04からVer.1.05への変更内容 ******************************************************************************** ------------------------------------     仕様変更/追加 ------------------------------------ 1.「おまかせ設定」に、「中継パフォーマンス設定」を追加しました。   「セキュリティ優先」/「スループット優先」が選択可能。 2.「メール着信通知」設定時に、Mail LEDの処理を点灯から点滅に変更しました。 3.「詳細設定」を選択した場合、自動的に「使用中の設定」が「編集中の設定」となる   ように変更しました。 4.「おまかせ設定」選択時に「表示」メニューおよび「保守」メニューを表示するよう   に変更しました。 5.NTPによる整時の成功・失敗を「機器状態・ログ」に表示するように変更しました。 6.バナー表示時に、WAN側の論理リンクがダウン状態ならばバナーの取得を行わないよ   うに変更しました。 -------------------------------     不具合修正 ------------------------------- ■ SPI(Stateful Packet Inspection)修正内容 1.ICMPのフラグメントパケットがSPIで破棄される不具合を修正しました。 2.Windows Scale が有効な場合に、SPIでTCPパケットの破棄が発生する場合がある   不具合を修正しました。 ■ メール着信通知の修正内容 1.「メール着信通知」で、From行フィルタのあて先マッチが正常に動作しない場合が   ある不具合を修正しました。 ■ PPPoE機能 1.WAN側 Ethernet のリンクが確立した直後に、PPPの状態が素早く遷移すると再起動   する場合がある不具合を修正しました。 2.PPPリンクが確立した時に、再起動やハングアップが発生する場合がある不具合を   修正しました。 3.サブセッション接続ルールを設定した時に、再起動する場合がある不具合を修正しま   した。 4.特定のホームページにアクセスできない場合がある不具合を修正しました。 5.「PPPoEブリッジ」機能を使用した状態で、IPアドレス指定でのアクセス制限をかけ   ると、LAN側パソコンでDHCPによるアドレス取得が行えない不具合を修正しました。 6.接続先設定のPPP自動接続で「必要時に接続」を指定しても、PPP自動接続が行われな   い不具合を修正しました。 7.サブセッション接続ルールを設定から削除しても、削除前のルールで接続を行う   不具合を修正しました。 ■ ルータ機能 1.フラグメントフレームを大量に受信した状態で、WAN側の切断・接続を繰り返すと、   機器が再起動する場合がある不具合を修正しました。 2.DNSサーバアドレスとしてLAN側IPアドレスを受け取ると、ホームページにアクセス   できなくなる不具合を修正しました。 ■ DHCP機能 1.DHCPサーバ機能を使用してWindows XPがアドレスを取得した後に、LANケーブルの   抜き差し等でWindows XPのネットワークインタフェースの切断・接続が発生すると、   アドレスの更新に失敗する場合がある不具合を修正しました。 2.パソコンに直結した状態でMN8300を再起動させると、パソコンのDHCPアドレス再取得   に時間がかかる場合がある不具合を修正しました。 3.DHCPクライアント設定でDHCPアドレス取得に失敗し続けた場合に、メモリリークが   発生する場合がある不具合を修正しました。 4.DHCPサーバ機能が有効な状態で、他にDHCPサーバが存在した場合に、DHCPクライアント   がアドレスを取得できない場合がある不具合を修正しました。 5.DHCPサーバから割り当てられたブロードキャストアドレス(オプション)が正しく   反映されない不具合を修正しました。 6.特定のDHCPサーバからアドレスを取得した後に、次回のアドレスの更新時期がリース   時間経過後になる場合がある不具合を修正しました。 ■ DMZ機能 1.DMZ機能使用時にLAN内でグローバルIPアドレスとローカルIPアドレスの間でファイル   転送を行うと、中継パケットの破棄が発生してスループットが低下する不具合を修正   しました。 ■ NTP・DynamicDNS・Syslog機能 1.LAN側インタフェース アップ/ダウン時のSyslogサーバ側へ送信されるイベントログ   のテキストの誤りを修正しました。 2.dyndns設定時に更新が行われた場合、機器状態・ログに「更新成功[設定No:x]」の   ログと同時刻に「設定エラー[設定No:x]」のログが表示される場合がある不具合を   修正しました。 3.NTPサーバに対してタイムアウトが発生する状況において、連続してNTP設定を実施   した場合、NTPサーバへのタイムアウトまでMN8300の設定画面へアクセスできなくな   る不具合を修正しました。 ■ 設定画面 1.マルチGapNAT設定時にダイナミックDNSの設定ユーザインタフェースを削除しました。 2.TCP/UDPのフラグメントフレームの2番目以降が破棄される場合、セキュリティログの   ポート番号表示が不正な値で表示される不具合を修正しました。 3.WAN側インタフェース異常発生時に機器状態・ログにWANインタフェース異常の   ステータスが表示されない不具合を修正しました。 4.Netscape6、Netscape7を使用した場合、PPPパスワード、ダイナミックDNSの登録   パスワード、メール着信通知のパスワードを再設定したときに、パスワードが   消去される不具合を修正しました。   ※ 空白8文字をパスワードとして使用不可になりました。 ----------------------------------------------------     ファームウェア Ver.1.05の制限事項 ---------------------------------------------------- 1.SPI SPIを使用している場合に、特定FTPサーバ(雷電FTPDなど)の中継が停止する場合が あります。この場合はSPIを使用しないに設定してください。 2.UPnP GapNAT設定でグローバルIPアドレスを持ったパソコンが無線LAN経由でリモートアシスタ ンスの招待を受けた場合、初回は失敗します。 回避策)初回は「キャンセル」を行って、再度招待を受けてください。     または、GapNAT通過設定・NATアドレス変換設定でTCPポート番号3389を設定して     ください。 3.アクセス制限 「IPアドレスによるアクセス制限」でIPアドレスとマスク長の論理積が0となるエントリ (例:192.168.1.2/0)を1件のみ設定するとMN8300の設定画面やICMPでアクセスできなく なります。 回避策)この設定をしてしまった場合には、INITスイッチ(一時初期化)を利用して     再起動後に、該当する設定を削除してください。 4.ダイナミックDNS DynDNSを使用している場合に、ユーザ名かパスワードを誤り、更新に失敗していても、 ログには更新失敗の理由として「設定エラー」が表示されません。 5.DHCPクライアント 接続モードが「DHCP」の場合に、一度DNSサーバアドレスを配送するDHCPサーバ接続後、 DNSサーバアドレスを配布しないDHCPサーバに再接続すると、前に取得したDNSサーバ アドレスが有効になります。 6.DNSリレー DHCPサーバの配送DNS設定を「配送しない」に設定するとメール着信通知機能など MN8300上のアプリケーションが名前解決に失敗します。 回避策)DHCPサーバの配送DNS設定を「自動」に設定してください。 7.ルータ GapNAT設定もしくは、PPPoE設定の場合に、Path MTU Discoveryに応答しません。 8.DHCPサーバ ごく稀に、DHCPサーバから取得したIPアドレスを更新する時に、同じIPアドレスを 取得できない場合があります。 回避策)DHCPサーバ設定のアドレスリース時間を延長することで、現象が緩和できる     場合があります。 9.設定画面 接続先設定のサブセッションルールにおいて、ポート番号指定ができない値を設定した 時のエラーポップアップの内容がIPフィルタのものと異なります。 10.設定画面 LAN側IP設定画面の配送DNSサーバアドレスにセカンダリのみIPアドレスを設定可能です。 回避策)DNSサーバアドレスの手動設定は必ずプライマリから行ってください。 ********************************************************************************  ファームウェア Ver.1.03からVer.1.04への変更内容 ******************************************************************************** ------------------------------------     仕様変更/追加 ------------------------------------ 1.WEB画面にAOL / WAKWAK Banner広告表示を追加しました。 2.NATルータのエントリ数を1024から4096件に拡張しました。 3.DHCP接続モード設定のとき、動作モードの項目からIPルータ選択を削除しました。 4.IPv6のDNSクエリー(AAAAのDNSクエリー)をPPPoEマルチセッション接続先設定   ルールに従って中継する仕様に変更しました。 5.機器立上げ時にDNSリレー機能を起動し、DNSリゾルバに設定がない場合でもLAN側   IPアドレスをDNSサーバとして通知する仕様に変更しました。 -------------------------------     不具合修正 ------------------------------- ■ SPI(Stateful Packet Inspection)修正内容 1.SPI機能有効時にTCPのWindow Scaleオプションを設定した場合、正常パケットにもか   かわらず廃棄される場合がある不具合を修正しました。 2.SPI機能有効時に、65Byte以下のPINGが通らない場合がある不具合を修正しました。 ■ メール着信通知修正内容 1.Mail LED点滅仕様をマニュアルの記述に合わせて修正しました。 2.送信者フィルタ利用時に、メールサーバに貯まった最新100件以上のメールを確認   してしまう不具合を修正しました。 3.認証タイプエラー/通信異常を機器状態ログに追加しました。 4.メール着信通知設定のユーザーIDとパスワードが最大長を31文字から32文字に変更しました。 5.2つ以上のエントリを登録した場合、サーバ接続エラーが発生し正常にメール着信   通知が行われない不具合を修正しました。 6.APOP設定を行った場合、認証エラーが発生する場合がある不具合を修正しました。 7.設定画面の削除ボタンでパスワードが削除されない不具合を修正しました。 8.本体再起動時メール着信の設定がされている場合にWAN、LAN側リンクアップ前に   メールサーバに接続しようとして、失敗する不具合を修正しました。 9.おまかせ設定で固定IP接続モードを選択した場合、ダイナミックDNS機能とメール   着信通知機能が使用できない不具合を修正しました。 ■ ルータ機能修正内容 1.DHCP接続モードで、MN8300のDHCPクライアント機能がIPアドレスを取得する前に、   LAN側端末がDHCPサーバからIPアドレスを取得した端末に対して、DNSリレーが働かず   IPアドレスが更新されるまで、通信が行えない不具合を修正しました。 2.動作モードがPPPoE設定の場合に、UPnP利用時にインターネットゲートウェイデバイス   のWAN側リンク速度が「0」と表示される不具合を修正しました。 3.LAN側でDHCPによりIPアドレスを取得した端末をDMZポートに移動して、DHCPでIPアド   レスの取得を行うとプライベートIPアドレスを取得してしまう不具合を修正しました。 4.PPPoEブリッジ使用時にLAN側からのPPPoE以外のIPパケットがWAN側へ通過してしまう   不具合を修正しました。 5.フレッツ・スクウェアをサブセッションで登録しているとき、アクセスできない   ページがある不具合を修正しました。   (サブセッション振分けルールを、ドメイン名=".flets"で設定している場合) 注:ファームウェア Ver.1.04での制約事項「1.」参照 6.動作モード「GapNAT」利用時にプライベートIPに対するスタティックルートが無効に   なる不具合を修正しました。 7.マルチGapNAT利用時に「プライベートIPホストで外部との通信」を「行わない」に   設定すると、DMZポート配下のグローバルIPアドレスのホストから、外部およびLAN側   との通信ができなくなる不具合を修正しました。 8.60Byte未満のIEEE802.3形式フレーム(LLCフレーム)を中継せずに廃棄してしまい、   LAN内AppleTalk、IPX通信が出来ない不具合を修正しました。 ■ DHCP・NTP・ダイナミックDNS・Syslog機能修正内容 1.ダイナミックDNS設定画面で更新時間を0に設定した場合は、更新を行わないように   変更しました。 2.ダイナミックDNS設定値の周期を0とした場合、その動作およびWEBヘルプ表示を   マニュアルにあわせて修正しました。 3.おまかせ設定でDHCP接続モードを選択した場合、ダイナミックDNS機能が使用できない   メール着信通知機能が使用できない不具合を修正しました。 4.DHCPクライアント機能がOFFの場合に、NTPクライアント機能が正常に動作しない   不具合を修正しました。 5.時刻設定による時計合わせを行った場合、DHCPクライアントがIPアドレスの取得を   行わなくなる不具合を修正しました。 6.DHCPサーバ機能利用時に、時刻設定、NTP機能により時計合わせした瞬間に、クライ   アントパソコンに配布したIPアドレステーブルがリリースされる不具合を修正しました。 7.機器起動、機器再起動のログがsyslogサーバに通知されない不具合を修正しました。 ■ 表示上の修正内容 1.GapNAT通過・NATアドレス変換において、使用中でなくても再起動のリンクが表示さ   れる不具合を修正しました。 2.おまかせ設定の使用時に何も変更せずに動作モード設定、またはLAN側IP設定を設定   すると再起動のリンクが出る不具合を修正しました。 3.GapNAT通過のヘルプの画面「GapNAT通過制限」に「GRE」の記述がある誤記を修正しました。 4.動作モードがPPPoEのとき、IPフィルタ設定一覧のインタフェース項目に「WAN」と   表示されることがある不具合を修正しました。 5.GapNAT通過設定のワンタッチ設定項目のヘルプが、グローバルIPアドレス割り当て   数32個に対応していない誤記を修正しました。 6.固定IP接続モード利用時、かつ、マルチGapNAT動作モードのとき、GapNAT通過設定の   ワンタッチ設定とグローバルIPアドレスの項目に接続先IPアドレスのパラメータが   表示される不具合を修正しました。 7.NATアドレス・ポート変換設定画面で、WAN側IPアドレスのエラーメッセージにADSL側   IPアドレスと表示される誤記を修正しました。 8.ダイナミックDNS設定の最大入力文字列を25文字から31文字にすべての項目を拡張しました。 9.NATテーブル参照のヘルプの「NATアドレス変換」表示が「NATポート変換」になって   いる誤記を修正しました。 ■ ファームウェア Ver.1.04での補足説明 1.DNSリレー/PPPoEマルチセッション   MN8300を再起動後、パソコンがすでにDNS解決している場合、セッション振分けが   正常に行われないため、www.fletsなどへの接続が正しく行われない場合があります。   MN8300を再起動した場合は、必ずパソコンを再起動するか、OSおよび   アプリケーション毎のDNSキャッシュをクリアしてください。 2.設定画面   接続先設定のサブセッション接続ルールにおいて、ポート番号指定が出来ない値を   設定したときのエラーポップアップの内容がIPフィルタのものと異なる表示をする   場合があります。 3.設定画面   LAN側IP設定画面の配送DNSサーバアドレスにセカンダリのみIPアドレスを設定することが   可能ですが、必ずプライマリから設定してください。