MN128mini-V 追加説明書(i・ナンバー対応)

この度はMN128mini-Vをお買い上げいただきありがとうございます。

本追加説明書は「NTT東日本」/「NTT西日本」で平成11年7月12日からサービス開始された「i・ナンバー」サービスを
利用するための説明を記述しています。製品に添付の取扱説明書とあわせてお読みください。

1.「i・ナンバー」サービスとは

INSネット64×1回線で2つの電話番号を利用できるサービスです。発信者がダイヤルする電話番号に応じて、
予め決められたMN128mini-Vのアナログポートに着信させることができます。

「i・ナンバー」サービスの詳細については、NTT東日本/NTT西日本にお問い合わせください。
NTTホームページ News Release「i(アイ)・ナンバー」の提供開始について [NTT東日本/NTT西日本]
本装置で「i・ナンバー」サービスを利用するためには、NTT東日本/NTT西日本と契約が必要です。
「i・ナンバー」サービスを利用するためには、MN128mini-Vのファームウェア Ver.1.10以降が必要です。
2.MN128mini-V のi・ナンバー対応動作概要

i・ナンバーを契約しているINSネット64回線に初期値の状態でMN128mini-Vを接続した場合、契約者回線 番号は
アナログポート1へ、追加番号はアナログポート2へ着信します。
NTT東日本、NTT西日本と発信者番号を通知する契約の場合には、アナログポート1から発信したときに は
契約者回線番号を、アナログポート2から発信したときには追加番号を相手先に通知します。
また、カスタム利用モードの場合番号によって着信するアナログポートを変更したり、発信時に通知する 電話番号
を変更するなど詳細な設定変更が可能です。


3.i・ナンバー関連機能仕様
3-1.i・ナンバー設定コマンド
「64/#M」 i・ナンバー利用モードの設定
設定内容i・ナンバー利用モードを設定します。
電話機設定書式64n
パラメータAT#Mn
n=0かんたん利用モード(i・ナンバーを利用する) (初期値)
n=1カスタム利用モード(i・ナンバーを利用する)
n=2i・ナンバーを利用しない

初期値でi・ナンバーを利用する設定になっていますが、i・ナンバーを契約していないときでも問題なく取扱説明書の通りに動作します。
ダイヤルインサービスとの併用はできません。
i・ナンバー契約時に、パラメータn=0、n=1のi・ナンバーを利用する設定のときは「72/@R」グローバル着信の設定は無効になります。
n=1(カスタム利用モード)を設定しているとき、関連するその他のコマンドは契約者回線番号をダイヤルイン登録番号0、追加ダイヤルイン登録番号1として設定します。
発信時、着信時の動作の詳細は、「3-2 発信時の動作」、「3-3 着信時の動作」、「3-4 着信時の関連コマンドとの競合条件と動作」を参照してください。



3-2.発信時の動作
i・ナンバー契約時に、アナログポートから発信時に、設定によって通知する電話番号とサブアドレスが下記のように変わります。i・ナンバー未契約時は、「64/#M」の設定内容に関わらず取扱説明書通りに動作します。
AT#Mn発信するアナログポート通知する電話番号通知するサブアドレス
n=0
(かんたん利用モード)
(初期値)
ポート1契約者回線番号を通知
「81/@T1」で変更可能
通知不可
ポート2追加番号を通知
「81/@T2」で変更可能
通知不可
n=1
(カスタム利用モード)
ポート1契約者回線番号を通知
「81/@T1」で変更可能
「51/@J」の設定内容を通知
ポート2追加番号を通知
「81/@T2」で変更可能
「51/@J」の設定内容を通知
n=2
(i・ナンバーを利用しない)
ポート1契約者回線番号を通知
「81/@T1」で変更可能
「51/@J」の設定内容を通知
ポート2追加番号を通知
「81/@T2」で変更可能
「51/@J」の設定内容を通知
n=0(かんたん利用モード)に設定されているとき(初期値)、「81/@T」の設定は、契約者回線番号はダイヤルイン登録番号0、追加番号はダイヤルイン登録番号1として設定します。
「81/@T」の設定変更をするときは、「43/@I」契約者回線番号とダイヤルイン追加番号の登録で、q=0に契約者回線番号、q=1に追加番号を登録する必要があります。
n=1(カスタム利用モード)に設定されているとき、「81/@T」、「51/@J」の設定は、契約者回線番号はダイヤルイン登録番号0、追加番号はダイヤルイン登録番号1として設定します。
「81/@T」の設定変更をするときは、「43/@I」契約者回線番号とダイヤルイン追加番号の登録で、q=0に契約者回線番号、q=1に追加番号を登録する必要があります。
i・ナンバー契約時に、n=2(i・ナンバーを利用しない)の設定にされていると、初期値の状態で契約者回線番号を通知します。
「81/@T」、「51/@J」の設定は、契約者回線番号はダイヤルイン登録番号0、追加番号はダイヤルイン登録番号1として設定します。
「81/@T」、または「51/@J」の設定変更をするときは、「43/@I」契約者回線番号とダイヤルイン追加番号の登録で、q=0に契約者回線番号、q=1に追加番号を登録する必要があります。



3-3.着信時の動作
i・ナンバー契約時、設定によってアナログ着信時の動作が下記のように異なります。
i・ナンバー未契約時は取扱説明書の通りに動作します。
AT#Mn着信する電話番号着信するアナログポートサブアドレス付き着信時の動作
n=0
(かんたん利用モード)
(初期値)
契約者回線番号ポート1に着信
変更不可
サブアドレスを無視して着信
追加番号ポート2に着信
変更不可
サブアドレスを無視して着信
n=1
(カスタム利用モード)
契約者回線番号ポート1に着信
「52/@K0」で変更可能
「51/@J」の設定内容と
比較して着信
追加番号ポート2に着信
「52/@K1」で変更可能
「51/@J」の設定内容と
比較して着信
n=2
(i・ナンバーを利用しない)
契約者回線番号両ポートに着信
「52/@K0」で変更可能
「51/@J」の設定内容と
比較して着信
追加番号両ポートに着信
「52/@K0」で変更可能
「51/@J」の設定内容と
比較して着信
n=0(かんたん利用モード)に設定されているとき(初期値)、「62/@N」話中着信の設定はすべて「話中着信する」に設定されています。
着信時の呼び出し音は「61/@M」外線呼び出し音の設定のn=0(呼び出し音1)固定になります。
ただし「92/@X」擬似なりわけ機能で設定されている場合は「92/@X」の設定が優先されます。
フレックスホンの着信転送は利用できません。
RVS-COMを利用する場合、電話機操作でFAXを受信できます。「35/#E」RVS-COMモードの設定でn=0(初期値)、「36/#F」RVS-COMへの自動転送時間の設定でn=00(パソコンへ転送しない)に設定されているのと同じ動作になります。また、「35/#E」と「36/#F」の設定変更はできません。
n=1(カスタム利用モード)に設定されているとき、「52/@K」、「51/@J」の設定は、契約者回線番号はダイヤルイン登録番号0、追加番号はダイヤルイン登録番号1として設定します。このとき、「43/@I」契約者回線番号とダイヤルイン追加番号の登録で電話番号を登録する必要はありません。
AT#M1を設定すると、AT@K0=1とAT@K1=2が同時設定されます。AT@K0=4など左記以外の設定を行う場合、AT#M1を設定した後に「52/@K」の設定変更を行ってください。
AT@K0=4などの設定を行った後にAT#M1を設定すると、着信ポートの設定でAT@K0=1とAT@K1=2が上書きされます。
また、着信時の呼び出し音は「61/@M」で変更できます。
i・ナンバー契約時に、n=2(i・ナンバーを利用しない)の設定にされていると、2つの電話番号で異なる設定はできません。契約者回線番号、追加番号の2つの電話番号ともダイヤルイン登録番号0として設定します。したがって、2つの電話番号でアナログポートごとに着信を鳴り分けることはできません。
また、「72/@R」グローバル着信の設定でn=0(しない)に設定すると着信できません。
データ通信の着信時にはグローバル着信と同様の着信になります。したがって、「AT$C」ダイヤルイン追加番号の登録は無効。「AT!E」グローバル着信の設定でn=0(しない)に設定すると着信できません。



3-4.着信時の関連コマンドとの競合条件と動作
i・ナンバー契約時に下記コマンドは「64/#M」の設定によって着信時の動作が異なります。
i・ナンバー未契約時は、「64/#M」の設定に関わらず、取扱説明書通りの動作になります。
また、AT#M2(i・ナンバーを利用しない)のときはグローバル着信と同様の動作になります。
設定項目コマンドAT#M0
(かんたん利用モード)
AT#M1
(カスタム利用モード)
ダイヤルイン43/@I無効無効
サブアドレス51/@J無効有効
着信ポートの設定52/@K無効
契約者回線番号はポート1
追加番号はポート2に着信
有効
外線呼び出し音61/@M無効(「92/@X」が優先)
呼び出し音1で固定
有効
話中着信62/@N無効
話中着信許可で固定
有効
擬似コールウェイティング63/@O有効有効
フレックスホン71/@P着信転送以外は有効有効
着信転送先電話番号
の登録
01/@Q無効有効
グローバル着信72/@R無効無効
相手先番号登録83/@V有効有効
相手先サブアドレス91/@W有効有効
擬似なりわけ92/@X有効有効
RVS-COMモード35/#E無効
電話機操作で転送は可能
有効
RVS-COM自動転送
時間の設定
36/#F無効
n=00(パソコンへ転送しない)
と同様の動作
有効
上記で有効なコマンドを設定する場合、契約者回線番号をダイヤルイン登録番号0、追加番号を
ダイヤルイン登録番号1として設定します。
上記で無効なコマンドを設定した場合、設定されますが設定内容を無視して動作します。


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