【仕様変更/追加】
- AutoNATについて、仕様を変更しました。
従来のAutoNATでは、WAN側からLAN側のパソコンに対して予期せぬ通信が可能となることがありましたが、本製品の購入時の設定ではそのような通信ができないように仕様を変更しました。また、仕様変更に伴い、AutoNATのコマンドに以下の2点が追加・変更されました。
- NATテーブルの設定でポートの範囲指定が可能
- NAT変換キャッシュに登録されていないWAN側からの通信に対して、最後に通信したLAN内の端末へ転送する設定
設定ページ[ルータ設定(IP)]のオプション欄に以下のように設定します。
| 書式 | ip nat {nnumber}{private}[/{protocol}/{port}]{global}[remote{rnumber}][latest] |
| パラメータ |
| {nnumber}=1~32 | NATテーブル番号 |
| {private} | プライベートIPアドレス |
| {protocol} | プロトコル |
| {port} | ポート番号またはニーモニック ※ポート番号またはニーモニックを範囲指定する場合は、開始と終了のポート番号またはニーモニックを「-」で区切ってください。 |
| {global} | グローバルIPアドレス |
| {rnumber}=0~15 | 相手先番号(登録番号#0〜#15) |
| latest | latestオプション
※latestオプションは、プライベートIPアドレスで、すべてのIPアドレスが指定されているか、IPアドレスの範囲が指定されている場合に有効です。
※latestオプションは、設定された複数のプライベートIPアドレスのうち、最後に通信したプライベートIPアドレスに変換します。設定されているプロトコルおよびポート番号のすべてにWAN側からのアクセスが可能になります。 |
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| ※ | latestオプションを使用すると、NATテーブルに登録されていないパケットをWAN側から受信した場合、最後に通信したプライベートIPアドレスをもつパソコンに転送します。設定されているプロトコルおよびポート番号のすべてが、外部からのアクセスが可能になりますので、latestオプションは、注意して使用してください。 |
- Directed-Broadcastについての設定項目を追加しました。
LAN型接続時、Directed-Broadcastを転送するかどうかの設定項目を追加しました。
設定ページ[ルータ設定(IP)]のオプション欄に以下のように設定します。
| 書式 | ip drctbcast {mode} |
| パラメータ |
| {off|on} | NAT使用時にブロードキャストパケットを転送するかどうか |
| off | 転送しない(購入時の設定) |
| on | 転送する |
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| ※ | NAT使用時にブロードキャストパケットを転送する設定にした場合、NATテーブルの内容にかかわらずブロードキャストパケットを転送します。 |
- NAT使用時のブロードキャストパケットの転送について設定項目を追加しました。
NAT使用時にWAN側から受信したブロードキャストパケットをLAN側へ転送するかどうかを設定します。
設定ページ[ルータ設定(IP)]のオプション欄に以下のように設定します。
| 書式 |
ip natbcast {off|on} |
| パラメータ |
| {off|on} | NAT使用時にブロードキャストパケットを転送するかどうか |
| off | 転送しない(購入時の設定) |
| on | 転送する |
|
| ※ | NAT使用時にブロードキャストパケットを転送する設定にした場合、NATテーブルの内容にかかわらずブロードキャストパケットを転送します。 |
- クイック設定ページで設定を行った場合に、自動的に登録されるIP フィルタを追加しました。
設定ページ[クイック設定(OCNエコノミー)]や[クイック設定(専用線)]で設定をおこなった場合、自分がいるLANのネットワーク番号に対するパケットやブロードキャストパケットを破棄するフィルタが自動的に登録されます。
ip filter N reject in * xxx.xxx.xxx.xxx * * * remote 0
ip filter N reject in * yyy.yyy.yyy.yyy * * * remote 0
また、設定ページ[クイック設定(LAN型ダイヤルアップ)]で設定を行った場合は、上記のフィルタに加えてRIPを通過させるフィルタが自動的に登録されます。
ip filter N pass in * xxx.xxx.xxx.xxx udp route route remote 0
ip filter N pass in * yyy.yyy.yyy.yyy udp route route remote 0
| パラメータ |
| N |
フィルタ番号(1~32) |
| xxx.xxx.xxx.xxx
| 自分がいるLANのネットワーク番号 |
| yyy.yyy.yyy.yyy |
ブロードキャスト |
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- メール転送機能に設定項目を追加しました。
メール転送機能に「転送元メールアドレス」の設定項目を追加しました。メール(POP)サーバをIPアドレスで設定している場合に、使用している転送元メールサーバ(SMTPサーバ)によってはメールが転送されない場合があります。「転送元メールアドレス」に転送元のメールアドレス(E-mailアドレス/半角英数62文字まで)を設定しておくと、「転送先メールアドレス」の設定に間違いがあった場合などは、ここに設定したメールアドレスにエラーを通知するメールが返信されます。
- 回線を接続中に停電になったときは、自動的に回線を切断するようになりました。
ルータ機能で回線を接続中に停電になった場合、今まではルータ部の電源を即座に落としていたため、正常切断せずに通信を終了していました。回線上好ましい動作ではないため、回線接続中に停電になった場合は、正常切断後にルータ部の電源を落とすように変更しました。
- 前回投稿した伝言板の内容を投稿欄に残らないようにしました。
伝言板を利用する場合に、投稿欄に前回投稿した伝言内容が残るようになっていましたが、投稿後は内容が残らないように変更しました。
【不具合修正】
◆設定ページの入力制限に関する不具合の修正
◆[全設定-ルータ設定]のIP設定に関する不具合の修正
- IP設定のオプション欄にIP経路情報およびソース経路情報を合わせて最大登録件数(32件)まで登録してある場合、設定を変更すると、「IPルートの数が最大登録件数を越えています」とエラーが表示される不具合を修正しました。
- IP設定のオプション欄にホスト情報を最大登録件数(32件)まで登録してある場合、設定を変更すると、「ホスト情報の数が最大登録件数を越えています」とエラーが表示される不具合を修正しました。
◆通信料金情報に関する不具合の修正
- 設定ページ[全設定-接続相手先登録]で相手先番号1および相手先番号2に電話番号が登録されている場合、相手先番号2でコールバック着信を受けた場合でも相手先番号1の通信料金として記録される不具合を修正しました。
- リモートアクセスサーバの設定がされていない本製品にリモートアクセスでCBCPコールバック接続を要求するなど、コールバックの折り返しの接続に失敗した場合、本製品の通信料金情報に、接続に失敗した場合のログが残らない不具合を修正しました。
◆設定ファイルに関する不具合の修正
- 設定ページ[全設定-設定保守]の[ファイルに保存]で表示された「設定HTMLファイル」ウィンドウに、送信パスワードおよび受信パスワードを直接書き込んだ場合、本 製品が誤動作する不具合を修正しました。
◆ユーザアカウントの設定に関する不具合の修正
- 設定ページ[全設定-本体設定]の中のアクセス設定で管理者およびユーザのID、パスワードの入力欄に20文字以上のID、パスワードを設定すると、設定ページが開けなくなる不具合を修正しました。
◆暗号化の設定に関する不具合の修正
- 設定ページ[全設定-接続相手先登録]で暗号化のための鍵配送鍵を設定している場合、再度設定ボタンを押すと、「鍵配送鍵が不正です」とエラーが表示される不具合を修正しました。
◆その他の設定に関する不具合の修正
- 設定ページ[OCN・専用線]で設定を行った場合、その後、[全設定-接続相手先登録]に相手先電話番号を登録すると[OCN・専用線]で設定した「OCN契約のルータアドレス/サブネットマスク長」が削除されてしまう不具合を修正しました。
- WWWブラウザでパスワード入力のある設定ページを開いた場合、設定ページをソースで表示させると、設定してあるパスワードがそのまま表示されてしまう不具合を修正しました。
◆AutoDNSに関する不具合の修正
- 設定ページ[ルータ設定(IP)]でAutoDNSを「ON」に設定している場合、DHCPサーバにWINSサーバアドレスが登録されていると、LAN側のDNSサーバがドメイン名を解決できないときでも、ドメイン名解決要求のための自動接続(自動接続相手先登録時)が行われない不具合を修正しました。
◆syslogに関する不具合の修正
- Ethernet上のパソコンでPPTP接続している場合、syslogサーバを利用していると、回線を切断したときに本製品が再起動する不具合を修正しました。
◆FTP通信に関する不具合の修正
- AutoNATを利用してSTARNINE社のWebサーバソフト「WebStar」をサーバに使用した場合、外部のWebブラウザからFTPで通信ができない不具合を修正しました。
◆PPTP接続に関する不具合の修正
- PPTP接続でVPNを行っている場合、通信中にもかかわらず自動切断タイマにより回線を切断してしまう不具合を修正しました。
◆PIAFS通信に関する不具合の修正
- PIAFSで発信する場合、V.42bisデータ圧縮プロトコルの通信が正しく行われないために、接続できないことがある不具合を修正しました。
◆DHCPサーバに関する不具合の修正
- 設定ページ[全設定-設定保守]で設定の消去を行い、購入時の設定状態に戻した場合、本製品の電源を入れ直すと、DHCPサーバでIPアドレスを割り当てられたパソコンのDNSサーバアドレスが「0.0.0.0」になってしまう不具合を修正しました。
◆スループットBOD/BACPに関する不具合の修正
- 2チャネル(128kbps)で行われていた通信が通信量の減少により1チャネ(64kbps)に切り替わる場合、削除を要求されるBチャネルと実際に削除されるBチャネルが異なっている不具合を修正しました。
◆デジタル専用線サービスの通信に関する不具合の修正
- 通信速度が64kbpsの回線で契約している場合、「レイヤー1エラー」が発生し、通信ができなくなることがある不具合を修正しました。
◆RADIUSに関する不具合の修正
- 設定ページ[全設定-ルータ設定]でIP設定の中のRADIUSアカウンティング機能を「ON」に設定した場合、使用するRADIUSサーバによっては「RequestAuthenticator Check Error」のエラーが表示され、正常に動作しない不具合を修正しました。
- RADIUSサーバに設定可能な最大文字数でユーザIDを登録している場合、着信してきたユーザIDがRADIUSサーバに登録している文字数より長い場合でも、RADIUSサーバに登録されている文字数の部分が合致すれば、認証に成功してしまう不具合を修正しました。
◆CBCPコールバックに関する不具合の修正
- 設定ページ[全設定-接続相手先登録]で受信パスワードを設定している場合、コールバック発信に「CBCP」を選択して発信すると認証エラーとなって接続できない不具合を修正しました。
- Windows2000のパソコンから本製品に対してCBCPコールバック接続を要求した場合、本製品からのコールバック着信ができない不具合を修正しました。
◆マルチダイヤル機能に関する不具合の修正
◆時刻修正に関する不具合の修正
- ソースルーティング機能で設定した相手先IPアドレスと時刻修正機能で設定したNTPサーバのIPアドレスが同一の場合、設定ページ[本体設定]から「今すぐ修正」ボタンを使用して時刻修正しようとすると、「NTPサーバへのルートがありません」のエラーが表示され、時刻修正ができない不具合を修正しました。
◆numbered接続に関する不具合の修正
- WAN側アドレスを設定している場合、WANから本製品のLAN側アドレスに対してpingを打つと、本製品のWAN側アドレスで応答が返ってくる不具合を修正しました。
◆その他
- 本製品に接続しているWindowsNTおよびWIndows2000のパソコンからMS-DOSプロンプトで"nslookup"を実行した場合、タイムアウトすることがある不具合を修正しました。
◆PIAFS通信に関する不具合の修正
- PIAFS通信の切断時の処理が不十分なために、PIAFS通信の切断後に行う通信によってはパケットエラーが発生し、最初のデータが送られなくなることがある不具合を修正しました。
◆デジタル専用線サービスの通信に関する不具合の修正
- 通信速度が64kbpsの回線で契約している場合、「レイヤー1エラー」が発生し、通信ができなくなることがある不具合を修正しました。
◆擬似フレックスホンに関する不具合の修正
- 設定ページ[全設定-アナログ設定]の中のポート共通の設定で擬似着信転送を「する」に設定した場合、通話中発信ができなくなる不具合を修正しました。
◆プリ・ダイヤルに関する不具合の修正
- 設定ページ[アナログ設定(電話帳登録)]でグループを「なし」で登録した場合、プリ・ダイヤル機能を使う設定にしても、相手先に電話をかけるとプリ・ダイヤル番号が付加されずに発信してしまう不具合を修正しました。