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平成15年3月3日

お知らせ    
   
株式会社エヌ・ティ・ティ エムイー
FOMA端末⇔H.323テレビ電話端末間の
リアルタイム双方向映像通信及び会議を実現する
「3G-324Mゲートウエイパッケージ」の販売開始について
〜FOMA端末を使用したユビキタスなテレビ電話環境の構築が可能に〜
 株式会社エヌ・ティ・ティ エムイー(以下NTT-ME、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:石川 宏)は、海外の優れたマルチメディア製品を提供する「ME Global WAVE」(*1)の一環として、IPベースのマルチメディア通信ソリューションで世界的なシェアを持つ、ラドビジョン・インク(以下RADVISION、本社:イスラエル、CEO:ガディタマリ)(*2)と、平成10年4月よりRADVISION製品の国内代理店契約を締結していますが、このたびRADVISIONが開発した、FOMA端末⇔H.323(*3)テレビ電話端末間のリアルタイム双方向映像通信を実現する「3G-324Mゲートウエイパッケージ」(以下本パッケージ)を平成15年3月下旬より販売開始します。
 NTT-MEでは、平成13年4月より、RADVISION社のIPネットワーク用大規模多地点テレビ会議装置「viaIP(ビア・アイピー)」(以下viaIP)(*4)を販売していますが、本パッケージは、新たに提供するviaIPのオプション用コンパクトPCIカード(*5)とviaIPのシャーシをパッケージにして提供するものです。
 本パッケージを利用することで、FOMA端末とH.323テレビ電話端末間の1対1の双方向映像通信が可能となります。また、既に販売中のオプション用MCUカード(*6)をviaIPのシャーシに差し込んで使用することにより、FOMA端末とH.323テレビ電話端末あわせて最大100台(その内FOMA端末は最大20台)が同時に参加してテレビ会議を行うことができます。
 本パッケージを使用したviaIPの導入により、企業等では、FOMA端末を利用して、いつでもどこからでもテレビ会議に参加できるユビキタスな環境を実現するほか、ISPでは、FOMA端末を利用したテレビ会議サービスとして商用提供が可能となります。NTT-MEでは、本パッケージを使用したviaIPを、大企業や地方自治体、ISP向けに販売していきます。

1. 背景
   昨今、ブロードバンドアクセスの急速な普及に伴い、IPネットワークを用いたテレビ会議システムの導入が加速しており、NTT-MEでも様々なテレビ会議ソリューションを提供しています(*7)。しかし、これまでのテレビ会議は、会社や家庭など固定された場所での利用に限定されていたため、外出先や出張先からの会議への参加は行うことができませんでした。今回販売を行う「3G-324Mゲートウエイパッケージ」は、この課題を解決するもので、FOMA端末を利用し、特定の場所に限定することなく、いつでも、どこからでもテレビ会議に参加することが可能となります。

2. 製品の概要
  本パッケージは、FOMA端末とH.323テレビ電話端末との間で、1対1の双方向映像通信を実現するもので、パッケージ毎の最大同時接続FOMA端末数は20端末です。
    本パッケージの内訳は以下のとおりです。
(1)gw-p20/Mカード(*8) :1枚
(2)VPS/Mカード(*9)  :2枚
(3) viaIPシャーシ    :1台
   また、viaIPのシャーシへ、本パッケージのカードと一緒にMCUカードを差し込んで使用することにより、FOMA端末とH.323テレビ電話端末と合わせて、最大100台(その内FOMA端末は最大20台)が同時接続してテレビ会議を行うことができます。

3. 想定されるお客様
  (1)
外出・出張が多い社員と社内での頻繁な会議が必要な大企業
(2) 海外に本社があり、日本にある拠点との会議が必要な企業
(3) 地域情報通信ネットワーク基盤を利用してテレビ会議システムを構築したいと考えている地方自治体
(4) FOMA端末を使用したテレビ会議を新サービスとして提供したいISP

4. 価格
   3G-324Mゲートウエイパッケージ 定価:1,995万円〜

5. 提供エリア
   全国

6. 提供開始時期
   平成15年3月下旬

7. 提供開始時期
   平成15年度末までに約5億円を見込んでいます。

8. 製品仕様
   別紙をご参照ください。


(*1)ME Global WAVE
   NTT-MEの国際マルチメディアシステム事業として、BroadBand&超高速光IPネットワークシステム技術、CTI&リッチメディア・ワイヤレスコミュニケーションシステム技術、インターネット&セキュリティシステム技術、オプト・ナノエレクトロニクス技術を中心に、知識創造型グローバル企業へのソリューションを提供しています。
「ME Global WAVE」ウェブサイト:http://nttiivs.ntt-me.co.jp/
 
(*2)ラドビジョン・インク(RADVISION Inc.)
   平成5年にイスラエルのテルアビブで設立され、従業員は現在約350人。 ITU(国際電気通信連合)のH.323プロトコル勧告の制定に中心的な役割を果たす高度な技術力を背景に、世界で70%以上のシェアをもつH.323をはじめ、MGCP、MEGACO/H.248、SIPなど様々なプロトコルをサポートするソフトウェア・ライブラリを販売するほか、中小規模IPテレビ会議装置「OnLANシリーズ」から大規模な用途に適用できる「viaIPシリーズ」まで、豊富なラインナップのハードウェア製品群を展開しています。NTT-MEはRADVISIONの全製品を取り扱っており、特にソフトウェア製品についてはNTT-MEが日本の総代理店として一元的に販売を行っています。
 
(*3)H.323
   ITU-Tの標準で、IPなど品質の保証されないネットワーク上における映像・音声・データの通信を行なうためのプロトコルで、LANベースのテレビ会議システム等に現在最も広く使用されています。
 
(*4)viaIP
   RADVISIONが開発したIPネットワーク用大規模多地点テレビ会議装置です。本体のハードウェアに4つのスロットを持ち、必要な機能のコンパクトPCIカードを追加するだけで、システムを簡単に拡張できる多機能プラットフォームです。
「viaIP」ウェブサイト:http://vocalnet.ntt-me.co.jp/h323/hard/tvsys/viaip.html
 
(*5)コンパクトPCIカード
   コンパクトPCIは、米国PICMG(PCI Industrial Computers Manufactures Group)が策定した、産業用のPCIバス規格です。ノイズに強く、高速データ転送に優れ、大容量化にも対応しています。 同規格は、米国ではテレコミニュケーション分野を中心に普及し、日本では半導体製造関連装置、医療用画像診断装置、コンピュータ・テレフォニー等の通信機器に使用されはじめています。
 
(*6)MCUカード
  多地点制御装置。複数のテレビ会議端末等を接続し、会議の制御や音声・映像データのミックス、分配などの処理を行います。MCUの使用により3台以上の端末が一つの会議に参加できるようになります。viaIPでは最大同時接続数に応じて以下の3つのカードを用意しています。
viaIP MCU-30多地点会議ユニットカード :最大同時接続端末数30台
viaIP MCU-60多地点会議ユニットカード :最大同時接続端末数60台
viaIP MCU-100多地点会議ユニットカード:最大同時接続端末数100台
 
(*7)NTT-MEの提供する様々なテレビ会議ソリューション
  NTT-MEがME Global WAVE製品の一環として提供する様々なテレビ会議ソリューションの詳細については、「ME Global WAVE」ウェブサイトをご覧ください。
「ME Global WAVE」ウェブサイト:http://nttiivs.ntt-me.co.jp/
 
(*8)gw-P20/Mカード
  3G-324MとH.323のプロトコル変換を行い、呼接続を行うためのviaIP用コンパクトPCIカード
 
(*9)VPS/Mカード
  MPEG4とH.263の映像トランスコーディングを行うためのviaIP用コンパクトPCIカード

<本件に関するお問い合わせ先>
NTT-ME グローバルソリューション本部CTI部門
担当:坂本 儀夫、工藤 広行、庄司 勝昭
中出 正範、小菅 康晴
電話:03-5956-9836 
FAX:03-3893-2995
Eメール:vocalnet.3g@ntt-me.co.jp
URL:http://nttiivs.ntt-me.co.jp

別紙:「3G-324Mゲートウエイパッケージ」概要   

「3G-324Mゲートウエイパッケージ」仕様
(1)gw-P20/Mカード外観 (2)VPS/Mカード外観

(3)viaIPシャーシ
IPサポート ■プロトコル:H.323
■ビデオ:H.263
■音声:G.711
■ビデオ解像度: QCIF
3G-324Mサポート ■プロトコル:3GPP 3G-324M
■ビデオ:MPEG4シンプルプロファイルレベル0、MPEG4シンプルプロファイルレベル0ショートヘッダ
■音声:GSM-AMR(FOMA⇒GW全てのレート)
■NTT INS1500仕様準拠
ビデオトランスコーディング MPEG4(3G-324M)⇔H.263(IP)
オーディオトランスコーディング GSM-AMR(3G-324M)⇔G.711(IP)
システム容量 64kbpsのビデオ3G-324Mコールx20⇔H.323
IPネットワークインタフェース 10/100イーサーネットポート、IEEE802.3、8ピンRJ45
回線インタフェース INS1500(TE又はNT)インタフェース
シャーシサイズ 88.9mm(H)x482.6mm(W)x254mm(D)
重量 電源ユニットを含まず5.5kg、電源ユニット0.8kgx2
動作環境 0℃〜50℃
保存環境 ‐25℃〜70℃
湿度 5%〜90%(結露しないこと)

「3G-324Mゲートウエイパッケージ」機能
対応プロトコル 3GPP 3G-324M, H.223, H.223 Annex A, H.223 Annex B, H.323, H.245
RADVISION H.323プロトコルスタック コマーシャルスタックとして世界で最も多く採用されているRADVISION社H.323プロトコルスタックVer.4を採用
ビデオトランスコーディング(追加モジュールVPS/Mを利用) ■MPEG4(3G-324M)⇔H.263(IP)トランスコーディング
■業界標準ビデオコーディングH.263をQCIFでサポート
■1ゲートウエイに対し2枚までのVPS/Mモジュールの追加が可能
オーディオトランスコーディング 8レート全てのAMR(3G-324M)⇒G.711(IP)トランスコーディングをサポート
RAI/RAC H.323負荷分散 ゲートウエイのリソース状況表示(RAI)/リソース状況確認(RAC)によりH.323準拠ネットワークの負荷分散管理が可能
ホットスワップ ゲートウエイカード以外のカードは本体電源オン時でも他機能に影響を与えることなく抜き差し可能
SNMP モニタリング、診断、設定はSNMPによりサポート
WEBベースモニタリング及び制御 ■標準JAVAベースWEBブラウザを用いて遠隔地からのモニタリング及び設定が可能
■設定用WEBインタフェースはパスワードによりアクセス制限
■参加者の発信者番号確認機能により不正な侵入を防止することが可能


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