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別 紙 
MFゲストシステムの概要



1. システム導入の背景
   現在、NTT-MEの受付には、毎日平均70企業のお客様が来社され、そのうち70%が際来訪者の方となっています。 また来社されるお客様も午前10時、午後1時に集中しており、その時間帯は特にお客様をお待たせしているのが現状です。
 今回開発した「MFゲストシステム」には以下の特徴があります。
再来訪者の方には「無人受付」により、お待たせすることなく会議室等に誘導し、社員と打合せができます。
初めてのお客様やVIP等の方は受付嬢による「有人受付」で、きめ細やかな対応ができ、受付嬢も手元のパソコンで会議室予約の確認ができます。
社内的には、各室の予約・入退室状況が組織別、個人別に把握できるため、効率的な運用とコスト管理ができます。

 以上のように、「MFゲストシステム」はいわば「無人受付」と「会議室予約」の機能を併せ持った、お客様のためのシステムです。
2. システム概要
   有人受付と無人受付があり、有人受付にはノート・パソコンを設置します。また、無人受付には送受話器付きのディスプレイ端末を設置します。
 各端末は社内LANに接続され、IP-PBXを経由して各社員が利用するIP電話機に接続されています。また、会議室等を予約管理するサーバとクライアントPCや各会議室等の照明等スイッチにも接続されています。
3. 利用方法
   再来訪者の方は無人受付端末(以下 ゲスト端末)で直接社員を呼び出すことができます。
当該社員は事前に自席のPCから応接室や会議室の利用情報を確認し会議室等を予約しておくことにより、お客さまがゲスト端末を利用の際、お待ちいただく会議室の照明が自動点灯し、会議終了後、照明スイッチをOFFにすることにより同会議室の予約(入退室)状況が更新され、空白時間のない効率的な運用が可能となります。
 初めて訪問される方や特別なお客様には、これまでどおり受付嬢(有人)が当該社員の呼び出しを行い、ゲスト端末により応接室や会議室の空き状況を確認・予約し、案内します。
4. 各社の役割
 
NTT-ME: 本システムの仕様を作成。
NTT-F : フロントアシスト(※)と連動した会議予約システムの開発・構築。
  ※フロントアシスト:NTT-Fが開発した電話による無人受付システム