back
   

平成15年5月15日

報道発表資料    
   
株式会社エヌ・ティ・ティ エムイー

国内初!
Resilience(レジリアンス)社製ファイアウォール「DX4600シリーズ」の販売開始について
―ファイアウォールの高度な2重化を簡単な設定で経済的に実現!―

 株式会社エヌ・ティ・ティ エムイー(以下NTT-ME、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:石川 宏)はこのたび、Resilience(レジリアンス)Corporation(以下Resilience社、本社:カルフォルニア州マウンテンビュー、CEO:Michael J. Maulick)(*1)と提携し、Resilience社製のファイアウォール「DX4600シリーズ」(以下本製品)の国内初の販売代理店となることで合意しました。NTT-MEは、海外・国内の優れたマルチメディア製品を提供する「ME Global WAVE」(*2)シリーズの新たなラインナップとして、本製品を追加し、平成15年5月16日(金)より、ISP(インターネットサービスプロバイダ)や金融機関などの企業向けに販売を開始します。
 本製品は、Resilience社の独自技術であるインテグレイテッド・ハイ・アベイラビリティ(IHA)技術(以下IHA技術)(*3)により、ファイアウォールの高度な2重化を実現するもので、ファイアウォールのソフトウェア及びハードウェアに障害が発生しても、ユーザの接続は維持したまま、切替を自動で、かつ数十ミリ秒程度の短時間に行うことができます。また、従来困難であったハードウェア設定や2重化のクラスタリング(*4)設定を、わずか5画面でかつ数十分の短時間で簡単に行うことができるとともに障害時の復旧作業の際、各種設定の復元も容易に行うことができるなど、操作性・保守性に優れています。さらに、本製品は、チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ社(*5)のセキュリティソフトウェアである「VPN-1®/FireWall-1® Next Generation」(*6)を搭載しており、ステートフル・インスペクション機能(*7)や、2回目のIPパケットを効率よく処理するSecureXLTM(*8)など、高度なファイアウォール機能に加え、 VPN(*9)接続も可能です。
 本製品の導入により、金融機関などの企業やISP、データセンタは、安全で障害に強い信頼性のあるネットワークシステムを経済的に構築できます。

1.背景
 昨今、インターネット利用者数の増加に伴い、企業ではハッカー等へのセキュリティ対策として、ファイアウォールを導入することが必須となっていますが、ネットワーク上で大容量のデータを高速かつ安全に処理し、かつ短時間でも停止することができない企業からは、ファイアウォールの2重化による信頼性への要求が高まっています。しかし現状は、ファイアウォールを2重化しても障害時の切替に時間がかかるため、ユーザの接続がいったん切断されるという問題があり、さらに、2重化の設定や障害時の各種設定の復元にも煩雑な処理が必要でした。本製品はこれらの問題を解決するもので、高度な2重化を簡単な設定で経済的に実現します。
 
2.本製品の特徴
(1) IHA技術による高度な2重化に対応
   19インチラックに2つの高性能ハードウェア・モジュールを実装することで2重化を構成し、IHA技術を使用することで、一方のモジュールが故障しても、他方のモジュールに数十ミリ秒程度で切り替わることにより、データの処理を維持することが可能です。
 
(2) 2重化の設定や障害の復元処理などが容易に可能
   従来、煩雑な処理が必要だったハードウェア及び2重化の設定を、わずか5画面でかつ数十分の短時間で簡単に行うができます。また、一方のモジュールが故障した場合でも、処理を停止することなく故障したモジュールを交換でき、その際、各種設定データが自動的にコピーされるため、保守者による再設定作業を行うことなく、短時間で2重化を復元できます。
 
(3) 高度なファイアウォール機能やVPN接続を実現
   チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ社のセキュリティソフトウェアである「VPN-1/FireWall-1 Next Generation」を搭載しており、ステートフル・インスペクション機能や、より高速なパフォーマンスを実現するためのセキュリティ・アクセラレーション技術、SecureXLなど、高度なファイアウォール機能やVPN接続を実現します。
 
3.価格
 本製品は、ファイアウォールのパフォーマンス別に4つのモデルを用意しておりそれぞれの価格は以下のとおりです。
モデル ファイアウォールの
パフォーマンス
価格
DX4610 600Mbps 530万円〜
DX4620 800Mbps 700万円〜
DX4630 1Gbps 1,010万円〜
DX4640 1.5Gbps 1,260万円〜
 
4.想定される利用ユーザ
高信頼性が要求されるネットバンキングを運営する金融機関
アクセスが集中するポータルサイトを運営するISP
冗長性に優れたファイアウォールの設置をホスティングサービスのオプションとして提供するデータセンタ
 
5.提供エリア
  全国
 
6.提供開始時期
  平成15年5月16日(金)
 
7.販売目標
  平成15年度末までに約3億円を見込んでいます。
 
8.製品仕様
  別紙をご参照ください。
 
9.他シリーズの提供について
 NTT-MEではお客様のご要望に応じ、DX4000ファミリー製品である「DX4200シリーズ」「DX4400シリーズ」も提供して参ります。
DX4200シリーズ・・・1モジュールのエントリー製品。
DX4400シリーズ・・・2モジュール実装ですが、二重化構成なしの製品。
 
10.今後の展開
 NTT-MEでは、今後もインターネット・セキュリティの信頼性への要求に対応し、ファイアウォールのラインナップを充実させるとともに、セキュリティシステム/ネットワークの構築や、セキュリティの根幹をなす技術のうちのひとつである暗号化技術等、セキュリティ分野に対応した新しい商品およびサービスを提供していきます。
 
<本件に関する問い合わせ先>
NTT-ME グローバルソリューション本部
       iソリューション(iS) カンパニー 
       担当:片岡陽一、大塚守良
電話: 03-5956-9050 FAX: 03-5950-2219
E-mail:is@ntt-me.co.jp
「ME Global WAVE」商品ホームページ
URL:http://nttiivs.ntt-me.co.jp/
 
別紙へ
 
(*1) Resilience(レジリアンス)Corporation
   1994年に、カリフォルニア州マウンテンビューで設立され、独自開発したインテグレイテッド・ハイ・アベイラビリティ(IHA)技術を採用したファイアウォールなどのセキュリティ製品を主に提供しています。
    ・設立1994年
  ・CEO Michael J. Maulick
  ・本社所在地 500 Logue Avenue Mountain View, CA94043
  ・URL:http://www.resilience.com/
(*2)ME Global WAVE
   NTT-MEの国際マルチメディアシステム事業として、光ブロードバンドアクセス&超高速光IPネットワークシステム技術、CTI&リッチメディア・ワイヤレスコミュニケーションシステム技術、インターネット&セキュリティシステム技術、オプト・ナノエレクトロニクス技術を中心に、知識創造型グローバル企業へのソリューションを提供しています。
「ME Global WAVE」ウェブサイト:http://nttiivs.ntt-me.co.jp/
(*3) インテグレイテッド・ハイ・アベイラビリティ(IHA;Integrated High Availability)技術
   Resilience社独自の技術であり、ソフトウェアのアプリケーションレベルの信頼性確保のみでなくハードウェアからソフトウェア全域にわたり障害が発生しても、検出・切替が行うことが可能な技術です。切替時間が短く、アプリケーションレベルでの停止を極力少なくおさえていることから注目されている技術です。
(*4)クラスタリング
   クラスタリングとは、同じ機能をもった機器を複数台使用することで、負荷分散や、1台の機器の障害でも処理の継続を可能にする技術です。
(*5)チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ社
   チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズは、インターネット・セキュリティ分野において世界をリードする企業です。
 セキュア・バーチャル・ネットワーク(SVN)アーキテクチャに基づき、VPN、ファイアウォール、統合管理など、安全で信頼性のあるインターネット通信を可能にする先進のセキュリティ・ソリューションを提供しています。
  URL: http://www.checkpoint.co.jp/  日本法人URL:http://www.checkpoint.co.jp
(*6)VPN-1/FireWall-1 Next Generation
   チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ社が提供するセキュリティソフトウェアで、最新のインターネット・セキュリティにおけるVPNおよび管理ソリューションのための統合プラットフォームであり、他製品に比べ、管理性、信頼性、パフォーマンスに優れています。
(*7)ステートフル・インスペクション機能
   チェック・ポイントが特許を保持するステートフル・インスペクション技術により、150を超えるアプリケーションをデフォルトでサポートし、また新規アプリケーションおよび新しい脅威に関しても柔軟に対応することが可能です。
 ステートフル・インスペクション技術では、パケット内の全ての層からの情報に基づき検査を行うとともに、通信状態情報に基づいたアクセス制御が可能です。
(*8)SecureXL
   SecureXL APIは、様々なセキュリティ・プロセスを最適化された専用ソフトウェアもしくはハードウェアにオフロードし、より高速なパフォーマンスを実現するためのオープン・インタフェースです。
(*9)VPN
   Virtual Private Network(仮想専用線網)の略。インターネット上で認証技術や暗号化を用いて保護された仮想的な専用回線のことです。

PageUp Back