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平成15年7月8日

報道発表資料    
   
株式会社エヌ・ティ・ティ エムイー

〜リッチメディア・コラボレーション機能等多くの機能を追加 !〜
遠隔地間でコラボレーション&ウェブ会議を可能とするASPサービス
TOCSR(トクスル)」®新規バージョンのリリース提供を開始

 株式会社エヌ・ティ・ティ エムイー(以下 NTT-ME、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:石川 宏)(*1)は、海外・国内の優れたマルチメディアサービス&製品を提供する「ME Global WAVE」(*2)シリーズの一環として、平成13年10月より、Webを活用して遠隔地間の企業・事業所等別にウェブ会議室を開設し、会議やコラボレーション業務を実現するASPサービス「TOCSR(トクスル)」(※)(以下 本サービス)を提供していますが、この度、Microsoft PowerPoint のアニメーションやスライド・トランジション(*3)の共有によるリッチメディア・コラボレーション機能等、新たに多くの機能を追加し「TOCSR(トクスル)」Ver5.0として、平成15年7月10日(木)より提供を開始します。
※TOCSRの概要
NTT-MEが、ウェブエクス・コミュニケーション社(以下 ウェブエクス社、本社:カルフォルニア州サンホセ、会長兼CEO:サブラー・イヤール)(*4)と提携して提供している、企業等の遠隔地間の会議を支援するASPサービスで、電話回線を利用した使いやすい音声会議サービスと共に、インターネットを通じ、企業別に用意されたウェブ会議サイト上で、会議参加者のパソコンのブラウザから、精細な図面やアプリケーション、プレゼンテーション資料を簡単な操作で共有することができます。また、ウェブエクス社が保有するコラボレーションの独自技術(*5)により、効率的で安全な通信が可能となります。
本サービスには、ウェブ会議として必要な基本機能を全て備えた“スタンダード”コースと、映像ストリーミングや会議のレコーディング等の機能を追加した“プロ”コースの2種類のサービスコースがあります。
URL:http://nttiivs.ntt-me.co.jp/mgm/tocsr/

1.背景
(1)  ウェブ会議サービスは、場所を問わずインターネットに接続しているパソコンがあれば参加できる手軽さから、現在欧米で広く利用されています。NTT-MEでは、ADSLなどブロードバンド回線の急速な普及や、携帯電話のデータ通信サービスの高速化を背景に、同サービスの日本での展開を図るため、米国で最大のシェアを占め、世界各国にユーザを持つウェブエクス社と業務提携し、日本で初めて平成13年10月より本サービスを提供しました。平成14年2月には、インターネット電話機能及び多言語対応機能を追加し利便性を高め、また今年平成15年1月にはご利用しやすいように、従量課金制も開始して、更に多くのお客様にご利用いただいています。
 
(2)  昨今、ビジネス環境が多様化等する中、よりわかりやすいプレゼンテーションの実現に対応するため、パソコンの高機能化、ソフトウェア処理技術の向上による新たなリッチメディアプレゼンテーションツールが出現しています。具体的には、アニメーション、ショックウェイブ(*6)、スライド・トランジション、3D CAD(*7)や各種効果音、アナウンス音声等になります。本サービスの利用者からは、これらのリッチメディアを利用し、遠隔地間での会議や共同作業を行いたいという要望がありましたが、今回、これらの要望に対し、新たに多くの機能を追加した「TOCSR」Ver5.0として提供を開始するものです。
 
2.新たな機能の概要
 ウェブエクス社が開発した、通信技術である“メディアトーン(MediaToneTM” (*8)を用いて、複数のメディアの配信及び多くの端末・プラットフォーム間でのウェブコミュニケーションを実現しました。本技術の特徴の一つは、UCFフォーマット(Universal Communications Format)を実現、利用したことです。これにより、プレゼンテーションの一部として、リッチメディア・コンテンツの高速の共有を実現しています。
 
(1) UCFフォーマットの利用により、Microsoft PowerPoint等を用いたプレゼンテーションにおけるリッチメディアの共有を可能としました。
Microsoft PowerPointのアニメーションや、スライド・トランジション機能を利用したプレゼンテーションができます。
Microsoft PowerPointのフラッシュ(*9)ファイルを使用して、再生、一時停止、巻き戻し、早送りによるプレゼンテーションができます。
Microsoft PowerPointの使用にあわせて、WindowsMediaPlayerや、RealPlayerのコンテンツ共有が可能です。発表者は、コンテンツのストリーミングにあわせて、スタート、ポーズ、停止、反転、高速再生が、全ての参加者に対して可能です。
3D CADのオブジェクト共有時の、リアルタイムでの完全操作が可能です。
これまでの会議のレコーディング機能(*10)を利用した、ミーティング記録の作成に加え、WebEx記録エディタを利用し、録画・録音したミーティング記録を編集することができます。
 
(2) 利用可能OSとして、Window、Mac、Solarisに加え、今回Linux及びPalm版のミーティング・マネージャー・ソフトウェアにも対応しました。
 
(3) 複数のドキュメントを共有することができます。プレゼンターは、コンテンツビューアに複数のドキュメントやプレゼンテーション資料を開き、該当するタブをクリックして、表示を切り替えることができます。
 
(4) Microsoft Outlookを利用して容易にかつ迅速に、会議のスケジューリング、会議への開催や開始時間の連絡及び会議への参加申請などを行うことが可能です。
 
(5) 「どこでもアクセスTM」( Access AnywhereTM)の機能を実現しました。これにより、従来なら特別の会議設定でしかできなかった、外出先や自宅のパソコンから会社等の特定のパソコンに手軽に接続し、他のパソコンとの会議や共同作業を単独で安全に行うことが可能となりました。
 
3.利用料金
 従来の利用料金と同一です。
 <利用料金例【その1】定額課金制の場合>
 ・初期費用:195,000円
 ・利用料金(定額料金)
  【ウェブ会議利用料】: 16,600円/月(“スタンダード”タイプ・1ライセンスの場合)
  【インターネット電話利用料】:5円/分/利用者
 
 <利用料金例【その2】従量課金制の場合>
 ・初期費用:10,000円
 ・利用料金(従量課金料金)(※)
  【ウェブ会議利用料】:38円/分/利用者
  【インターネット電話利用料】:5円/分/利用者
※利用の有無に関わらず、月額ミニマムチャージ3,000円が必要です。なお、ウェブ会議利用料とインターネット電話利用料の合計が3,000円に満たない場合は、ミニマムチャージのみをお支払いいただきます。
 
4.想定されるお客様
大学や企業で、きめ細かく、また最新のプレゼン資料で、講義を実施しようとしている講師の方
点在している投資家達に、リッチメディアを用いて「起業性」を強く主張したいお客様
株主の皆様に、会社の貢献度等を、マルチメディア・プレゼンテーションで効率的にPRしたい企業
訓練・研修等で、多くのマルチメディア教材を利用したいと考えているお客様
3D CADを利用して、立体的なプレゼンテーションを行いたい製造業、建設業等のお客様
中学校や高校等で、遠隔地間で効率的に、研修・授業をしたいと考えている先生方
時差があるため、同時には会議に参加はできなかった海外の重要顧客に対し、リッチメディア・プレゼンテーションを利用した、製品企画・開発状況等のご連絡を行いたい企業
 
5.申込方法
 本サービスの利用にあたっては、事前登録の必要があるため、規定の申込書をご提出いただきます。
 
6.提供開始時期
 平成15年7月10日(木)
 
7.提供地域
 インターネットに接続可能であれば、全世界でご利用いただけます。
なお、申込みについても全世界からお受けいたします。
 
8.売上目標
 「TOCSR」Ver5.0単独で、1年目1億円、3年後5億円を想定しています。
 
9.お客様からのお問い合わせ先
 NTT-MEグローバルソリューション本部
グローバルソリューションASPサービス(GS-ASP)カンパニー
電話:03-5956-9602  E-mail:webex@ntt-me.co.jp
 
10.その他
 本サービスについてのご理解を深めていただくために、世界及び日本での本サービスの活用状況について、デモンストレーションを交えながら総合的に紹介するテクニカルセミナーを開催します。(詳細は、別紙「お知らせ」をご覧ください。)
 
TOCSR 新バージョンのパソコン画面(例)
 
[本件に関するお問合せ先]
株式会社NTT-ME グローバルソリューション本部
グローバルソリューションASPサービス(GS-ASP)カンパニー
土元洋一郎、藤原 修、猪岐春郎、上野幸次
TEL:03-5956-9602 FAX:03-5956-9039
TOCSR紹介URL:http://nttiivs.ntt-me.co.jp/
E-mail:webex@ntt-me.co.jp
 
*1株式会社エヌ・ティ・ティ エムイー
   「もっと、はやく、たしかに ブロードバンドで未来を創るNTT-ME」のキャッチフレーズのもと、技術と品質でお客様に信頼をお届けするネットワーク・システム・インテグレータとして、NTT-MEのトータルソリューションサービス/サポート体制を強化し、「B to B(企業向け)」「BtoBtoC(取引先企業経由一般消費者向け)」を主軸としたビジネス開拓事業を展開しています。
*2 ME Global WAVE
   NTT-MEの国際マルチメディアシステム事業として、各種ASPサービスをはじめとし、ブロードバンド&超高速光IPネットワークシステム技術、CTI&リッチマルチメディア・ワイヤレスコミュニケーションシステム技術、インターネット&セキュリティシステム技術、オプト・ナノエレクトロニクス技術を中心に、知識創造型グローバル企業へのソリューションを提供しています。
URL:http://nttiivs.ntt-me.co.jp/
*3スライド・トランジション
   Microsoft PowerPointに、 ビジュアル効果またはサウンド効果をテキストまたはオブジェクトに追加した機能です。例えば、箇条書きテキストが左側から単語ごとに飛んでくるように設定したり、図が表示されるときに拍手の音が聞こえるように設定したりすることができます。従来の単純なプレゼンテーションと異なり、リッチコンテンツを利用した、臨場感の高いプレゼンテーションが可能です。
*4ウェブエクス・コミュニケーション社(WebEx Communications, Inc.)
   1996年に設立。本社は米国カルフォルニア州、サンホセにあり、現在NASDAQに上場しています。リアルタイムな双方向マルチメディアサービスのリーダとして、現在7,500社以上の企業ユーザや 数十万の個人のユーザに対しサービス供給をしています。
URL:http://www.webex.com/
*5ウェブエクスの独自技術
   ネットワーク上でのアプリケーションやファイルの共有を行う際、通常ある特定のサーバに一旦当該資料をアップロードして行いますが、本サービスでは、サーバにアップロードすることなく、資料を共有して利用できます。また他のTV会議サービスやウェブ会議サービスとは異なり、ファイアウォールの通過を可能とし、効率的で守秘性の高い、コラボレーションの実現が可能となります。
*6ショックウェイブ
   インターネット上でマルチメディアデータを再生するためのソフトで、マクロメディア社が開発配布しているプラグインソフトのひとつ。ブラウザにプラグインして使うと、ホームページ上で、アニメが動いたり、音が聞けたりする。具体的には、ゲームやタイトルロゴなどに広く利用されています。
*7 3D CAD
   CAD(Computer aided design:キャド)とは、設計者がコンピュータの支援を基に設計を行うシステムで、コンピュータとCADソフトで構成されています。平面図形の処理を製図用途に応用するものが二次元CADといわれ、三次元図形処理を製品形状の定義に応用したものを三次元CAD (3D CAD)といいます。
*8メディアトーン(MediaTone)
   “メディアトーン”とは、ウェブエクス社が今回開発した、新しいリッチメディア通信技術の総称です。従来のアナログ電話ネットワークで、電話を掛けた際に、最初に聞く音が「ダイアルトーン」ですが、今回ウェブエクス社では、それに対比して、“メディアトーン”技術と称しています。メディアトーン技術を利用することにより、複数の種類のメディアの配信等を実現して、多くの端末やプラットフォーム間での多彩な、ウェブコミュニケーション&コラボレーションを実現することが可能となりました。メディアトーンを構成する技術の一つに、“UCFフォーマット”(Universal Communications Format)があります。このUCFフォーマットは、ウェブエクス社が開発した独自仕様の「配信フォーマット」であり、これにより、プレゼンテーションの一部として、リッチメディア・コンテンツの高速のシェアリングを実現しています。
*9フラッシュ
   フラッシュとは、マクロメディア社が開発した、音声やベクターグラフィックスのアニメーションを組み合わせてWebコンテンツを作成するアプリケーション及びそれによって作成されたコンテンツをいいます。フラッシュによって作られたファイルを閲覧するには、Webブラウザに専用のプラグイン「フラッシュ・プレーヤ」をインストールしておく必要があります。フラッシュ自体は有料ですが、フラッシュ・プレーヤは無料で配布されています。図形をベクター形式(頂点とそれを結ぶ曲線の方程式のパラメータ)で管理しているために、作成されたファイルのサイズが小さいという特長があるため、回線速度の遅いインターネット上でも広く普及しています。
*10会議のレコーディング機能
   ウェブ会議サービスの模様を、参加者のパソコンに記録、録音、保管が可能です。また会議の模様を、専用のサイト上に記録、保管しておいて、会議に参加できなかった方が後から会議進捗状況、結果を確認することも可能です。

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