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平成16年3月31日

報道発表資料    
   
株式会社エヌ・ティ・ティ エムイー
XePhion(ゼフィオン)広域イーサネットサービスの
料金改定、優先制御機能の強化及びIT先進企業向けSLAの提供について

 株式会社エヌ・ティ・ティ エムイー(以下NTT-ME、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:石川 宏)は、高品質・高信頼の次世代ネットワークサービス「XePhion(ゼフィオン)」(*1)を提供しておりますが、この度XePhionのサービスメニューの一つである「XePhion広域イーサネットサービス」の料金改定、優先制御機能の強化及びIT先進企業向けSLAの提供を、平成16年4月1日(木)より実施いたします。
 NTT-MEのXePhionは、NTTグループの掲げる"光"新世代ビジョン「レゾナントコミュニケーション」 (*2)の実現に貢献してまいります。

 
1.「XePhion広域イーサネットサービス」について
 本サービスは、全国のお客様拠点を一つのLANで結ぶ広域イーサネットサービスです。この度マルチレイヤサービスネットワークとしての次世代アーキテクチャを持つバックボーン「XePhionV」(*3)を新たに構築したことにより、大幅な料金改定、優先制御機能の強化を実現いたしました。
 
2.料金改定及び料金体系の変更について
 XePhionVではNTTグループのダークファイバを用い、バックボーンネットワークの10G-WDM網(波長多重)化を行いました。これにより大幅なコスト削減を実施するととともに、サービス利用料金としては業界最安値レベルまでの引き下げを実現しました。

 また、料金体系として、これまで全国を7地域(以下ゾーン)に分割しそれぞれのゾーン内料金、ゾーン間料金を合算していた2階層型(ゾーン内+ゾーン間)から、わかりやすい「全国一律料金」体系へ変更しました。これにより、料金算出の煩雑さ、ゾーン間帯域設計の複雑さを解消することができます。

 さらに、新料金体系ではゾーン内でのご利用の場合、「全国一律料金」よりも割安な料金で利用できる「ゾーン内一律料金」を提供します。

 ゾーン数についても、現在の7つから6つへ統合することで適用範囲も拡大され、限られた地域で拠点展開されているお客様は、本サービスをより利用しやすくなります。
【新ゾーン区分】
北海道・東北ゾーン北海道・青森・岩手・秋田・山形・宮城・福島
関東・信越ゾーン栃木・群馬・茨城・埼玉・千葉・神奈川・山梨・東京・新潟・長野
東海ゾーン愛知・岐阜・静岡・三重
関西・北陸・四国ゾーン石川・富山・福井・京都・滋賀・大阪・兵庫・奈良・和歌山・高知・香川・徳島・愛媛
中国ゾーン広島・岡山・島根・鳥取・山口
九州ゾーン福岡・長崎・佐賀・熊本・大分・宮崎・鹿児島・沖縄
例1:お客様拠点が千葉・神奈川・東京・静岡の場合は、千葉・神奈川・東京が関東信越ゾーン、静岡が東海ゾーンに属するので、全拠点に「全国一律料金」が適用されます。
例2:お客様拠点が埼玉・千葉・神奈川・東京の場合は、全拠点が関東信越ゾーンに属するので、全拠点に「ゾーン内一律料金」が適用されます。

 
3.優先制御(QoS(*4))サービス(オプション)の強化
 優先制御機能を従来の2段階から最大3段階とします。これにより通信要件の異なるアプリケーションをより幅広く効率的に統合することが可能です。
 例えば、この優先制御機能を利用して安定したリアルタイム型通信を行うなど、広域イーサネット上でアプリケーションレベルでの品質制御も実現しやすくなります。

【優先制御サービスの利用イメージ】

【設計のポイント】
 ■VLAN(Virtual LAN):仮想的に分割したLAN)により、音声用・社内データ用・グループ会社用に分離。
 ■優先制御(QoS)サービスにより、音声トラフィックを最優先して転送。
  第1(High)優先  :音声利用
  第2(middle)優先 :ホスト系通信・映像通信
  第3( Low)優先 :IP系データ通信

 
4.IT先進企業向けSLA(*5)の提供
 より先進のお客様ニーズにお応えするSLA(Service Level Agreement)をご提供いたします。企業ネットワークそのものの性能や品質に関わる「キャリア型SLA(*6)」の範囲にとどまらず、XePhionネットワークサービスの工事・保守・運用フェーズまでを捉えた全体の品質基準を、保守・運用サービス仕様書兼品質合意書という形で個々に取り交わします。
 これにより、お客様とのサービスにおける認識の相違を解消し、適正なサービスレベルの共有と維持管理が可能となります。
 
5.提供開始時期
 2004年4月1日(木)
 
6.提供エリア
 全国で提供します。
 
7.今後の展開
 今後も「XePhion広域イーサネットサービス」のさらなる機能追加をはじめ、「XePhionIP-VPNサービス」(*7)、「XePhionベアラサービス」(*8)についても順次機能拡充する予定です。
 
<本件に関する問合わせ先>
株式会社エヌ・ティ・ティ エムイー
法人営業本部 営業サポート担当
北井・石坂
TEL: 03-5217-9038
E-Mail:xephion@ntt-me.co.jp
URL:http://www.xephion.ne.jp
 
*1: XePhion(ゼフィオン)
   neXt gEneration Platform HIgh-quality Optical-fiber Networkの略で、NTT-MEが1998年7月から運用する先進のブロードバンド・ネットワークサービスです。主なサービスとして「XePhion広域イーサネットサービス」、「XePhionIP-VPNサービス」、「XePhionベアラサービス」の3つを用意しております。お客様それぞれのご要望に応じた機能を提供し、高品質なネットワーク環境を実現します。
 URL:http://www.xephion.ne.jp/
*2: レゾナントコミュニケーション
   平成14年11月にNTTが「"光"新世代ビジョン−ブロードバンドでレゾナントコミュニケーションの世界へ−」で提唱した概念で、人、企業など世の中のあらゆるものが、ブロードバンドで"双方向(インタラクティブ)"に、"いつでも、どこでも、誰(何)とでも"ユビキタスにネットワークで結ばれ、"安全、確実、簡単"でユーザビリティーに優れ、世の中と共鳴しながら進歩する、光による新世代コミュニケーション環境のことです。
レゾナント(resonant):英語の「共鳴する 共振する 響く」の意味を持つ動詞resonateの形容詞形。
*3: XePhionV
   新XePhionバックボーンネットワークの通称で、NTTグループのダークファイバを用い日本全国のアクセスポイントを10ギガビットのWDM(※)網で接続しました。従来のバックボーンネットワークと比較して、帯域を大幅に拡大し、通信品質・信頼性の向上を図ると同時に、料金の低減化を実現。
 きめ細かな品質制御を行う機能を備え持つ転送系アーキテクチャを持ち、リアルタイム系通信等より確実なend-to-end型コミュニケーションの実現や、ユーザビリティの向上を図ることができます。
Waverength Division Multiplexing (波長分割多重方式)の略で、光ファイバを使った通信技術の1つです。波長の違う複数の光信号を同時に利用することで、光ファイバを多重利用することが可能です。この技術により、光ファイバ上の情報伝送量を飛躍的に増大できます。
*4: QoS
   Quality of Serviceの略で、ネットワークの通信品質を制御するための技術やそのサービスの総称です。音声や動画のリアルタイム配信といった通信の遅延や停止が許されないサービスにおいて、通信品質の保証が可能となります。
*5:IT先進企業向けSLA
   SLM(サービスレベル管理:Service Level Management)の内容と方法を明確化することにより、継続的なサービスレベルの改善が可能となります。サービス品質への要求水準、サービス内容・提供範囲・水準と費用との関係、運営ルール、管理指標、コミュニケーションの規定等を行います。
*6: キャリア型SLA
   Service Level Agreementの略で、通信サービスの事業者が、利用者にサービスの品質を保証する制度です。XePhionネットワークサービスでは、ネットワーク性能や品質に関する(=キャリア型)SLAとして開通遅延・故障回復時間・年間稼働率の3つを保証しており、お申し込み頂くとご利用の回線には全て適用となります。
 今後、故障通知時間・伝送遅延時間・パケット欠損率・ゆらぎの4つのSLA項目を追加する予定です。
*7: XePhionIP-VPNサービス
   XePhionのサービスメニューの一つで、多彩なアクセス回線に対応しており、帯域保証、優先制御の機能を備えた安全なIP-VPN環境を経済的に実現します。
*8:XePhionベアラサービス
   XePhionのサービスメニューの一つで、信頼のATM技術をベースにした1対1の拠点間通信を実現します。

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