Interview#現場を牽引するマネジメント
使命感とともに。
考え抜いて行動できる組織づくりを。
Daisuke Sonobe
関信越ブロック統括本部 埼玉エリア統括部
サービスセンタ
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マネージャとしての役割は?
- 失敗を恐れない挑戦を見守る。
関東から信越までの広域のネットワークを守るために、約100名の部下とともに働いています。自ら考え抜いて行動できる組織をつくるのがマネージャの役割だと思っています。そのためには、最終的なゴールのイメージを明確にし、そこにたどり着くまでの標(しるべ)を示す必要があります。的確に標を示すために重要なのは、私自身の考えに固執しないこと。そして、年齢に関係なくフラットにコミュニケーションを取り、たくさんの情報をもとにゴールへの最短コースへ軌道修正していくことです。さらに、組織のやる気を高めるモチベーターになることも私の大切な任務。「失敗は成功のもと」と常々言っていて、できる限り責任を与えて仕事を任せるようにしています。失敗を恐れては成功はないし、たとえ失敗してもそこでしっかりと反省と改善があれば、成功よりもずっと大きく成長できます。私自身、失敗と成功からそれぞれ学んだことの割合は8:2くらい。必ず私のようなマネージャや先輩たちが見守っています。失敗を恐れず、許されている責任の幅を存分に楽しんでほしいです。
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心がけていることは?
- ケーブルの先に見える、人々の暮らし。
使命感の継承です。私は入社後、通信設備を構築する仕事からキャリアをスタートさせました。救急や消防、銀行などに関わる、社会インフラとしてとりわけ重要な通信を担う機械室で業務をしていたとき、「この1本のケーブルの先には何十万、何百万ものお客さまがいるんだ」というイメージが急に湧き、身震いがしました。決してミスは許されず、つながっていることがあたり前。ケーブルの先に見える人々の暮らしのために、私たちは極めて重要な仕事をしているという使命感を常に抱いていなければいけません。東日本大震災では福島へ応援に駆けつけました。各部署は被災し、極度に混乱した状態。社員には自宅が被災し家族が被害に遭った人も多くいました。そんな中でもそこで働く社員は職場にとどまり業務にあたっていました。そこでの先輩の一言を思い出すといまも胸が熱くなります。「俺たちがやらなくて誰がやるんだ? まず電話をつながなければ被災者を救えないぞ!」。その原動力になったのはまさに使命感です。ケーブルの先にはお客さまがいて、私たちにはお客さまを守る使命がある。私たちは、その共通意識を日々、確認し合い、業務に励んでいます。
PRIVATE COLUMN
神輿を担ぐ、心地よい一体感。大の祭り好き。毎年5月に開催される浅草の三社祭に始まり、11月まで20カ所ほどの祭りで神輿を担いでいます。神輿担ぎは苦しいけれど、みんなが一体になれる不思議な魅力があります。事業所の地元、浦和の祭りには部下たちと参加します。一緒に無心になって楽しみたいです。